
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:岩手県農林水産部農業普及技術課
岩手県 / 郷土料理(岩手県)
へっちょこだんご/うきうきだんご
岩手県北部は冷涼な気候で米が育ちにくいため、厳しい環境でも育つヒエやアワ、そばなど雑穀の生産を昔から続けてきた。そのため雑穀を使った料理が多く生まれた。「へっちょこだんご」は雑穀のたかきび粉、もちあわ粉、いなきび粉などを使い、それぞれ丸めてだんごの中央をへこませ、煮立った甘い小豆汁に入れたもの。たかきび粉には少し苦みがあり、甘い小豆汁によく合う。へこませることで小豆汁がしみこみやすくなる。「へっちょこ」の名前の由来は、1年間農作業で「へっちょ(苦労)」したことをねぎらう意味。また、へこんだ形が人間のへそに似ているからとも言われる。煮えるとだんごが浮いてくることから、「うきうきだんご」と呼ばれることもある。 収穫の終わった庭仕舞い(秋仕舞い)の時の行事食として食されたり、神様にお供えされたりした。
材料
- 【小豆汁】
- 小豆1カップ
- 水800cc
- 砂糖100g
- 塩小さじ1/2
- 【だんご】
- たかきび粉1カップ
- 熱湯50cc
- もちあわ粉1/2カップ
- 熱湯35cc
- いなきび粉1/2カップ
- 熱湯26cc
- 塩少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全6工程
【小豆汁】小豆は一晩水に浸けたっぷりの水でやわらかく煮る。
煮えた小豆はこしあんにして、砂糖、塩少々を加え小豆汁をつくる(つぶあんでもよい)。
【だんご】たかきび粉に塩をひとつまみ入れ、熱湯を加えて混ぜ、耳たぶくらいの硬さにこねる。
こね上がったら2cmぐらいの球状に丸め、まん中を人さし指で押し、おへそみたいなくぼみをつける。
もちあわ粉、いなきび粉も1と同様にこねて球状にし、くぼみをつける。
煮立っている小豆汁にだんごを入れ、だんごが浮き上がってきたらできあがり。





