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そばかっけ

写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:岩手県農林水産部農業普及技術課

岩手県 / 郷土料理(岩手県)

農水省 うちの郷土料理

そばかっけ

岩手県北部は東からの冷風である「やませ」の影響もあり寒さが厳しく、かつては水田が少なく米が貴重だった。それを補うため古くから小麦、そば、雑穀などの生産が盛んであり、それらを粉にしたものを使う文化が発達した。「そばかっけ」は南部藩がこの地を治めていた時代から伝承される料理である。 そば粉をこねて平らに伸ばしたものを小さく三角形に切り、それをだいこんや豆腐などと一緒に煮て、にんにく味噌をつけて食べる。来客など特別な日の、体の温まるもてなし料理として親しまれてきた。かつては「かっけ」と言えばそば粉で作る黒い「そばかっけ」だったが、近年では小麦粉で作る白い「麦かっけ」のつるりとした食感も好まれている。 「かっけ」の由来は、そばを打つ際にできる切れ端=「かけら」のことであるとか、この地方の方言である「さぁ食べてください」と言う意味の「かぁ、けぇ」からであるとも伝えられている。

材料

人数3人分元のレシピ:3人分
  • 【そばかっけ】
  • そば粉240g
  • 小麦粉60g
  • そば粉(打ち粉用)適宜
  • 水130~150ml
  • 【鍋】
  • だし昆布3g
  • 豆腐300g
  • だいこん200g
  • 【にんにく味噌】
  • 味噌100g
  • 酒小さじ2
  • 砂糖小さじ2
  • すりおろしにんにく25g

作り方 全7工程

  1. ふるいを通したそば粉と小麦粉をこね鉢に入れて混ぜ、渦巻き状に作った溝に水を少しずつ入れる。

  2. 水を均一に馴染ませるために空気を入れるように混ぜて、徐々にぽろぽろの状態にする。

  3. 生地をまとめ、表面にひびが入らなくなるまで15分程度こねる。

  4. 打ち棒を転がしながら、1辺が30cm程度になるまで四角く伸ばす。

  5. 「打ち棒に生地を巻く→広げる→伸ばす」ことを繰り返し、正方形になるよう整えながら、厚さ1mmになるまで伸ばす。

  6. 打ち粉をしながら横半分に切って重ね、縦半分に切って重ねる。さらに縦半分に切って重ね三角形になるよう切る。

  7. 土鍋に水と昆布を入れ、沸騰したら昆布を取り出し、下ゆでしただいこん、かっけ、豆腐を入れ、かっけが浮き上がってきたら、器に盛ってにんにく味噌を付けて食す。