
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:岩手県農林水産部農業普及技術課
岩手県 / 郷土料理(岩手県)
ひなまんじゅう
県央地域は北上川流域で平坦な土地が多く、米、小麦、大麦、そばなどの栽培が盛んであったため、それらの粉を使った多様な料理が発達した。「ひなまんじゅう」は「はなまんじゅう」「花だんご」などとも呼ばれ、米粉でこねてあんを入れたまんじゅうを花、桃、木の葉、うさぎなどの形にしたもの。3月3日の桃の節句には「きりせんしょ」と共に供える。また地域によっては法事や彼岸の時にも供えられた。 花巻市大迫町はかつて三陸と盛岡を結ぶ街道の宿場町として栄え、江戸時代から代々受け継がれた貴重なひな人形が数多く残されている。そして桃の節句には、子供達が「おひなさん、おみせってくなんせ」と言いながら家々のひな人形を見て歩き、「ひなまんじゅう」をもらうのが風習となっていた。当時は子供や親戚に配るため、各家庭でひなまんじゅうを数多く作っていた。
材料
- うるち粉300g
- もち粉200g
- こしあん300g
- 熱湯400~500ml
- 砂糖大さじ2
- 食紅適宜
- 片栗粉(手粉用)適量
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全14工程
【白生地】うるち粉、もち粉をふるいにかける。
1の粉をボウルに入れ、400mlの熱湯を少しずつ注ぎ、粉っぽさがなくなるまで箸でかき混ぜる。
内側に折り込むようにしながら手で生地をまとめる。必要に応じて、耳たぶくらいのやわらかさになるまで、残りの熱湯を少しずつ加える。
3を二等分に分け、蒸気の上がった蒸し器に蒸し布を敷き、生地を並べ、ふたをして25分蒸す。
ボウルに水をはり、4の生地を入れ、表面を洗いぬめりを取る。
乾いたボウルに5の生地、砂糖を加え、はじめは熱いので手水をつけながら、弾力が出るまでしっかりこねる。
【大福】白生地40g程度(作る形により調整する)を円盤状に伸ばし、あん20g程度を包み丸める。
好きな形に成形する。
【例1:柿】だいだい色の食紅を少量の水に溶かし、つまようじの先で白生地40g程度につける。
9を色が均一になるまでこねて円盤状に伸ばし、あん20g程度を包み、柿の形に整える。
9と同様に少量の緑色の生地を作って伸ばし、型などを使って葉を作る。
10に、3を箸などで押し込み固定する。
【例2:花】木型に片栗粉をふり、8を木型に入れ成型する。
花の中心部に色づけした生地を飾り、箸などで押し込み固定する。





