
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
秋田県 / 郷土料理(秋田県)
卵寒天(たまごかんてん)
「卵寒天」は寒天液に、溶き卵と砂糖を混ぜてかためた料理。 寒天の原料は海藻の天草。これを溶かしてろ過し、凝固させたものを屋外に干す。厳寒の夜半の凍結と日中の陽光の乾燥を繰り返し、自然乾燥させたものが棒寒天である。寒天は、ゼラチンやアガーよりも弾力があってしっかりかたまるのが特徴。乾物として長期保存がきくため、冬が長い秋田では保存食として重宝されてきた。 秋田では県南地方を中心に、人の集まりなどで必ず出され、昔からお茶菓子として親しまれてきたと伝えられている。冠婚葬祭で「取り回し」と称して手作り料理が振る舞われるが、寒天は人数に合わせて切り分けることができ、また折詰めにして持ち帰れる便利さもあることから「取り回し」の料理として出される。 寒天料理の中で特に有名なのがこの「卵寒天」だが、調理法はさまざまで、溶き卵をかためるもの、溶きたま汁をかためるもの、そして茹で卵を崩してかためるものがある。卵を使った寒天料理でもうひとつ欠かせないのが、砂糖と寒天を溶かした液に牛乳と卵を混ぜてかためた「雷寒天」である。秋田県南部に伝わるレシピで、昔はこれを上手に作ると“良い嫁”と言われていた。
材料
- 棒寒天2本
- 卵(Mサイズ)5個
- 砂糖250g
- 塩少々
- 水1,000cc
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
鍋に1,000ccの水を入れ、棒寒天を入れて溶かす。
卵はボウルに入れて割りほぐしておく。
1を火にかけ、沸騰前に砂糖と塩を入れ、砂糖が溶けたら2を入れ、かき混ぜた後、少々冷ましてから寒天の型に流す。
常温で1時間くらい固める。





