
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
秋田県 / 郷土料理(秋田県)
あさづけ
「あさづけ」は米を煮て、野菜や果物を砂糖と酢で味付けした料理。 一般に認知されている「浅漬け」とは全く別もので、米を使った甘酸っぱいデザートのような位置づけとされる。夏には秋田県内各地でこの涼しい酢の物が食されている。米を精製した時に出る砕け米を秋田では「こざき」といい、これを煮て練って作ったものであることから「こざき練り」、また酢を使って味付けるため「粉なます」など、地域によって呼び方が異なる。 秋田では昔から二番米も余すことなく麹米や漬物床などに利用してきたが、このあさづけもそのひとつとされている。また、秋田では昔、田植えは女性の仕事だったため、ひと仕事終えた後に食べる甘みと酸味が絶妙なあさづけは、心身に染み渡り、疲れた体を癒やしてくれるごちそうだった。市場に出せないお米を上手に利用したこの料理はまさに農家の知恵がつまった伝統食である。 地域によって入れる具材はさまざまで、きゅうりやパイナップル、みかんなど季節の食材を入れて各家庭で親しまれている。
材料
- うるち米150g(1合)
- 砂糖250g
- 塩少々
- 水1,200cc
- 酢80cc
- きゅうり1本
- カブ(皮の剥いた状態)100g
- 季節の果物少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全7工程
米を洗い、3時間以上水に浸す。
きゅうりは塩でもみ、薄く輪切りにする。カブは皮を剥いて丸ごと軽くゆでて、薄くいちょう切りにする。
果物は洗って水気を切っておく。大きい物は適当な大きさに切っておく。
すり鉢に水切りをした米を入れてすりつぶし、米粒が少し残る位まですりつぶす。(※ミキサー使用の場合は水400ccを入れてすりつぶす)
4を鍋に入れ、水1,200ccを入れて(※ミキサーの場合は残りの水800ccを入れて)中火で練る。さらに砂糖、塩を加え、ゆっくりヘラでかき混ぜながら練る。
周りがぶつぶつと煮立ち、透き通ってきたら火を止め、酢を少しずつ加え粗熱をとる。
冷めたらカブ、きゅうり等の具を混ぜ、器に盛り、上から彩りよく季節の果物や缶詰をのせる。





