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笹巻き(ささまき)

写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:JA秋田ふるさと

秋田県 / 郷土料理(秋田県)

農水省 うちの郷土料理

笹巻き(ささまき)

もち米を笹の葉で巻いて、イ草で結んで蒸し上げたもの。県内各地でつくられる伝統食で、全国的には「ちまき」と呼ばれ、竹の皮などで巻く地域もある。笹で巻いたものは、秋田のほか、新潟や山形、福島の会津地方でも見られる。クマザサは古くから民間薬として利用され、万病に効くとして重宝されてきた。笹の葉には抗菌性や防腐性があると言われ、昔から保存食や携帯食の包装に使われていた。もち米はうるち米に比べると収穫量も少なく高級品のため、昔からお祝いの席のごちそうとして用いられることが多かった。「笹巻き」は豊かな米どころならではの、少し贅沢なハレの食文化と言えよう。 秋田県ではかつては端午の節句やさなぶり(田植えを終えた祝い)の行事食だった。田植えがすべて女性たちの手によるものだった時代に、農家の娘たちは「さなぶり休み」として実家に里帰りする習わしがあり、嫁家からの手土産として笹巻きを持たせていた。

材料

人数35〜40人分元のレシピ:35〜40人分(35人分として計算)
  • もち米1.5kg
  • 笹の葉150枚(3枚巻き)
  • イ草適宜
  • 重曹少々

作り方 全9工程

  1. 【下準備】笹の葉は洗って水気を拭き、先と茎を切り落としておく。もち米は洗ってザルにあげて、15分くらいおく。

  2. 根元を右に葉の表を見る。右の根本から内側にくるりと巻き込み、三角の筒を作る。

  3. 先から米がこぼれないようにしっかりとじる。

  4. 2枚重ねた笹の裏から、3の上部に置く。

  5. 茎になる部分を上に残してくるりと巻き込む。

  6. (5)にもち米を40g前後入れる。

  7. 手前の笹を折り、向こう側からふたを倒し、しっかりと折る。

  8. 形を整え、イ草で封をし、巻き次第、水(分量外)を張ったボールに入れ、そのまま2時間くらい浸す。

  9. 沸騰した湯(分量外)に重曹を少々入れ、(8)を入れ30分煮て冷水にとり、それを絞った布(タオル等)に包み、ゆっくり冷ます。