
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:横手市役所農林部食農推進課
秋田県 / 郷土料理(秋田県)
納豆汁(なっとうじる)
納豆汁はていねいにすり潰した納豆を混ぜた味噌汁で、秋田県南地域に伝わる郷土料理。全国各地に納豆発祥の地があるが、現在の横手市もそのひとつである。同地が舞台となった後三年の役(1083~1087年)のころ、物資の供給に苦しむ源義家側に農民が兵糧としてわらで包んだ煮豆を届けた際、数日経った煮豆が変色し独特な香りで糸を引く豆に変化してしまい、試しに食してみたところおいしかったことから、農民たちが納豆として作るようになったといわれている。また、この言い伝えから横手市・金沢公園に記念碑が建てられた。 具のメインとなるきのこや山菜は、春や秋に採ったものを塩蔵しておき、納豆汁を作るときに塩抜きして使用する。手間がかかるため、冠婚葬祭などハレの日の料理として定着した。 味噌汁にすり潰した納豆が入ることで、独特のコクが生まれ、まろやかな味になる納豆汁は、県南地域の内陸部では老若男女問わず人気があり、多くの人がこれを食べることを冬の楽しみにしている。
材料
- 納豆150g
- 味噌120g
- 煮干し5~6本
- 水1200cc
- 里芋中3~5個
- 豆腐1/2丁
- 山菜の塩出ししたもの(わらび、サク)100g
- きのこ(なめこ、サワモダシ)100g
- ぜんまい(もどしたもの)50g
- ネギ1本
- 油揚げ2枚
- からし菜(塩漬けしたもの)50g
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全7工程
里芋は皮をむき小さめに切る。わらびやサク、きのこ、ぜんまいは2cm長さに切る。
豆腐はさいの目切り、油揚げは1cm長さにする。
ネギ、からし菜は細かく刻んでおく。
水と煮干しでだしを取り、汁に1を加え、煮えたら2を入れる。
納豆をすり鉢ですりつぶし、4の汁を少しずつ加えて溶き混ぜる。
4に味噌を入れてひと煮立ちしたら、5の納豆の溶き汁を加える(煮立てないようにする)。
お椀に盛り、3のネギとからし菜を上にのせる。





