
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:郡山市(飲食店「正月荘」の「恋づくし」)
福島県 / 郷土料理(福島県)
鯉の甘露煮(こいのかんろに)
福島県の郡山市では鯉の生産が盛ん。明治になると猪苗代湖から引水し、溜池をつくり、各地の士族が貯水池で鯉の養殖を始め、生産量が増えていった。また、養蚕が盛んであったことから、鯉のエサである「蚕のさなぎ」が手に入りやすかったこともまた、生産増加の理由の一つとなっている。猪苗代湖の清流で育った鯉は臭みが少なく、山形や秋田、長野など県外への出荷も多い。 唐揚げやあんかけなどさまざまな料理に使用される中でも、「鯉の甘露煮」はたっぷりの砂糖と水あめ、醤油や酒を使い、甘辛く煮込むため、鯉の臭みなどを感じさせず、うま味が詰まった一品に仕上がっている。
材料
- 鯉4~5匹(20切れ~25切れ)
- 【タレ】酒1合
- 【タレ】しょうゆ1.5合~1.6合
- 【タレ】水1升
- 【タレ】ざらめ糖650g
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
鯉の下処理を行う。生きた鯉の頭を包丁でたたき気絶させた後、エラから包丁を入れて頭を落とす。手で苦玉(胆嚢)をとりのぞく。包丁で5切れに筒切りで卸す。
圧力窯に、1と材料【タレ】を入れる。鯉は鍋底の熱で焦げ目がつかぬよう、竹かごに入れておく。
1時間40分~1時間50分煮る。(鍋で煮る場合ははじめ強火、沸騰したら弱火で5時間~6時間煮る。
3から鯉を取り出し、残ったタレを20分程弱火で煮詰める。
鯉にタレをかけて出来上がり。お好みで木の芽や粉山椒を散らす。





