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栃木県 / 郷土料理(栃木県)

農水省 うちの郷土料理

しもつかれ/シモツカレ

栃木県を代表する郷土料理のひとつ。正月に食べた塩引き鮭の頭や、節分に煎った福豆の残りの大豆などの残り物を使った、先人たちの知恵が詰まった一品である。かつては旧暦2月初午(はつうま)の時に稲荷神社に供えるものとして作られ、その時期以外には作らないという禁忌が設けられていた。初午の頃は、野菜の端境期であり食材の調達が難しかった。残り物で作るしもつかれは、本来神様への供え物にはふさわしいものではない。そのため、普段は作らず神様への供物=「変わりもの」とすることで、稲荷神社への供物と昇華させたと考えられる。 食材は地域によって様々である。栃木県央地帯から茨城県の鬼怒川下流域では、だいこん、大豆、塩引き鮭の頭、酒粕、ニンジン、油揚げを基本材料とする。埼玉県東部や千葉県北部、福島県南奥会津、但馬では、だいこん・大豆だけであり、その他、だいこん・大豆・塩引き鮭の頭の組合せや、だいこん・大豆・塩引き鮭の頭・酒粕のタイプもある。酒粕が用いられるようになったのは、造り酒屋が出現し、酒粕が流通するようになった江戸時代中期の頃といわれる。

材料

人数5人分元のレシピ:5人分
  • 【具材】だいこん1kg
  • 【具材】にんじん150g
  • 【具材】いり大豆40g
  • 【具材】油揚げ1枚
  • 【具材】塩(引き)鮭の頭小1個
  • 酢大さじ1
  • 水1カップ
  • 【調味料】酒粕50g~75g
  • 【調味料】醤油適量
  • 【調味料】塩適量
  • 【調味料】砂糖お好みで

作り方 全8工程

  1. 塩鮭の頭はよく洗い、2cm程度の角切りにし、1回ゆでこぼして臭みをとる。

  2. 圧力鍋に1の頭、酢、水を入れ、中火で20分程度煮る(加熱する)。火を止め、自然冷却で圧力を抜く。

  3. だいこん、にんじんは鬼おろしでおろす。

  4. いり大豆は布巾に包んでもみ、皮を除く。

  5. 油揚げは、薄く焦げ目がつくくらいに焼き、縦半分に切ってから細切りにする。

  6. 酒粕は小さくちぎり、熱湯に浸し軟らかくする。

  7. 厚手の鍋に、2、3、4、5の材料を全部入れ、はじめは強火から中火にかけ、ぐつぐつ煮えてきたら弱火で1時間位煮込む。

  8. 味がなじんで柔らかくなったら、酒粕を入れ、醤油、塩、好みで砂糖を入れ味を調える。