
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:『ふる里の和食 宇都宮の伝統料理』(柏村祐司/半田久江)
栃木県 / 郷土料理(栃木県)
あいその甘露煮(あいそのかんろに)
「あいその甘露煮」は初春に獲れたウグイ(あいそ)を甘く煮詰めた栃木県の郷土料理で、那珂川や鬼怒川などの大きな川筋で、春先に産卵のために群れるあいそを捕らえて食していた。若干骨っぽさを感じるため柔らかく甘露煮にすることが多い。 内陸部の栃木県では、新鮮な海産物をふんだんに食べられるようになったのは、冷蔵庫が普及してからであり、それ以前は乾物や塩引き鮭などが主であった。そのような背景から、身近である川魚は貴重なたんぱく源として利用されていた。 伝統的な小網漁は、産卵しやすい場所作りからはじまり、そこに産卵にきたあいそを獲る漁を行う地域が現在も県内にある。
材料
- あいそ(軽く火にあぶったもの)1kg
- 【煮汁】ざらめ(三温糖でも可)300~350g
- 【煮汁】醤油200g
- 【煮汁】酒200cc
- 【煮汁】梅干し5~7粒
- 【煮汁】湯適量
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全6工程
あいそがゆったりと入る大きさの鍋に調味料を入れて一度沸騰させる。
アクを取りながら甘みや辛みの具合を確認する。少し甘いくらいがよい。
あいそを丁寧に入れる。
落としぶたをして弱火でコトコト煮る。必要に応じてさし湯する。
3時間位弱火で煮ると骨まで柔らかくなる。このとき一気に煮るのではなく、夜2時間位煮たら火を止め、翌朝1時間位煮ると味がよくしみこむ(あくまで弱火で、鍋のふたは開けておくと臭みが抜けやすくなる)。
焦げ付かないように注意して煮詰め、煮汁が残るように仕上げる。





