
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
栃木県 / 郷土料理(栃木県)
えび大根(えびだいこん)
寒くなると川エビが獲れる県南地域で、霜の便りを聞く頃に作る冬の料理。親戚や家を出ている子供たちも集まり一緒に祝いをする水神祭の席には、えび大根のほか、赤飯やけんちん汁、きんぴらごぼうなどが作られていた。 小山市南西部の生井地区・白鳥地区周辺では、たくさん捕れた川エビは行商に回っていた。エビは炊くと赤くなり、だいこんの白と合わさり、縁起物として祝いの席の一品として添えられたと伝わる。 えび大根に使われる川エビは「笹エビ」とも呼ばれる。川の岸辺の草が枯れて寒くなる頃に、エビが寒さをしのぐ場所がなくなる。枯れた草の代わりに笹を束ねて縄で縛り、エビが近寄るよう岸辺に1mくらい縄の端をつけ固定する。その笹に身を寄せてきたエビを網ですくい獲る。川エビと冬が旬のだいこんとを、とろけるほど柔らかく煮付ける「えび大根」はごちそうの一品だった。「川エビ」は、テナガエビ、ヌマエビなど淡水の河川や湖沼にいるエビの総称で、天ぷらや佃煮、煮付けなどでも食べられる。現在では川エビの代わりに、桜エビが用いられることも多い。
材料
- だいこん10cm
- 川エビ(または桜エビ1/3カップ)40g
- 【調味料】砂糖大さじ1
- 【調味料】酒大さじ2
- 【調味料】しょうゆ大さじ1
- 水160cc
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全2工程
だいこんは皮をむき、厚さ2cmの輪切りまたは半月切りにし、さっと下ゆでする。
鍋に、だいこん、川エビ、水と調味料を入れ、だいこんに味がしみるまで煮る。





