
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
栃木県 / 郷土料理(栃木県)
さがんぼの煮つけ(さがんぼのにつけ)
海なし県栃木では、冷蔵庫が普及する以前、海の生魚といえばサガンボ(アブラツノザメ)やモロ(ネズミザメ)と称されるサメ類を食べた。サメは、体の中に尿酸を蓄えており、命が尽きると尿酸が分解しアンモニアへと変化して腐りにくくなり保存が利くからである。 栃木県内で流通したサガンボは、もともと北茨城の漁港で水揚げされたもので、漁港では高値で売れるヒレや皮を取り除き、紡錘形になった身の部分を内陸の栃木県に出荷した。「サガンボ」という特徴的な名前は、北茨城から栃木県北東部あたりの方言で、紡錘形の氷柱(つらら)のことをさがぼうとかサガンボと呼ぶことが由来。江戸時代に全国の方言をまとめた『物類称呼(ぶつるいしょうこ)』によると、サメについて「下野国宇都宮周辺にてはさがぼうとよぶ」との記述があり、栃木県でサメを食べるようになった歴史は古い。
材料
- サガンボ(アブラツノザメ)4切れ
- しょうが1かけ
- 【調味液】しょうゆ大さじ2
- 【調味液】砂糖大さじ1
- 【調味液】みりん大さじ1
- 【調味液】酒100cc
- 【調味液】水100cc
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
しょうがは半分は薄切り、残り半分は千切りにしておく。
調味液をあわせて、鍋に入れ煮立たせる。
薄切りのしょうがとサガンボの切り身を2の鍋に入れ、中火で10分位煮含める。
器に盛り、千切りしょうがを飾る。





