
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:『ふる里の和食 宇都宮の伝統料理』(柏村祐司/半田久江)
栃木県 / 郷土料理(栃木県)
小麦まんじゅう(こむぎまんじゅう)
「小麦まんじゅう」は、小麦粉で作った皮で小豆あんを包み蒸したもの、単にまんじゅうとも、また、炭酸(重曹)を加えて作られるため、「炭酸まんじゅう」とも呼ばれ、昔から各家庭で作られてきたふるさとの味である。 栃木県は、二毛作で麦の作付けも多く、古くから小麦を使った料理が人々に親しまれてきた。小麦まんじゅうも年中行事や冠婚葬祭の日には欠かせない料理の一つとなっている。特に、小麦収穫後の新鮮な小麦粉が出回る盆行事には欠かせない料理だった。 旧暦7月1日は「釜蓋朔日(かまのふたついたち)」と呼ばれ、「地獄の蓋が開く日」とされ、この日「釜蓋」に供えるまんじゅうを「釜蓋まんじゅう」といった。ご先祖様が迎え盆の13日に間に合うように帰るため、地獄の窯の蓋が開くと言われる釜蓋朔日にあの世を出発すると言い伝えられ、ご先祖様が腹を空かせることのないよう、釜蓋まんじゅうを供える。
材料
- 小麦粉(薄力粉)250g
- 炭酸(重曹) ※原文ママ10g
- 砂糖125g
- 水125g
- あん300g
- 手粉(薄力粉)300g
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全8工程
あんは1個30gに丸める。
小麦粉に重曹を入れ、2度ふるいにかけて、大きめのボールに入れる。
砂糖を分量の水でよく溶かしておく。
2の小麦粉に3の砂糖水を加えながら混ぜ、耳たぶよりやや柔かめの生地を作る。
手粉を敷いたまな板に4の皮をとり、棒状に伸ばして10個分に切り分ける。
皮を丸く押しつぶした上にあんを置き、あんを包み込むように皮を閉じる。閉じたところを下にする。
蒸し器にクッキングペーパーを敷き、6のまんじゅうを並べ、軽く霧吹きをかける(皮が膨張するので並べるときに、まんじゅうの間を少し離す)。
中~強火で10分~12分蒸す。蒸し上がったら、ざるに取り手早く冷ます。





