
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
群馬県 / 郷土料理(群馬県)
炭酸まんじゅう(たんさんまんじゅう)
群馬は「ぐんま百名山」として100山を選定するほど、豊かな山脈が広がるエリア。土壌も火山灰などの火山噴出物でできていることが多いため、水はけがよく作物の生産に向いている。さらに冬の日照時間が長いことから、小麦が育ちやすく、小麦を使った郷土料理がたくさん作られている。炭酸まんじゅうもそのうちの一つで、小麦粉で作った生地であんを包み蒸し上げたもの。生地に重曹を加えており、甘みとほんのりとした苦味が特徴となっている。さまざまなおいしいお菓子が食べられる現代とは違い、昔は甘いものがとても希少だった。そんな中で、貴重な砂糖を使った甘くておいしい炭酸まんじゅうは、特別なごちそうとして愛されていたという。呼び名としては「ふかしまんじゅう」「田舎まんじゅう」などと呼ばれることもある。
材料
- 薄力粉250g
- ベーキングパウダー小さじ1/2
- 重曹8g
- 卵1/2個
- 砂糖50g
- 水100cc
- 【あん】小豆150g
- 【あん】砂糖150g
- 【あん】塩1つまみ
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全10工程
あんを作る。小豆を水洗いし、鍋に入れ、たっぷりの水を入れて中火にかける(フタはしない)。※銅鍋がおすすめ。
グラグラと沸騰したら、火から下ろし、ザルにあけてゆでこぼす(渋切りという)。
2を鍋に戻し、水をひたひたになるくらいまで入れ、フタをして中火にかける。水分量の目安は小豆の3~4倍の量(450~600ml)。沸騰したら、途中でアクを取りながら、軟らかくなるまで煮る(鍋から目を離さず、10~30分)。差し水を3~4回繰り返す。
豆を手でつぶせるくらいに軟らかくなったら、砂糖を2~3回に分けて加える。焦げないように混ぜながら煮る。水分がとんだら(丸形に整形できるかたさが目安)塩を加える。
まんじゅうを作る。薄力粉とベーキングパウダー、重曹は混ぜてふるっておく。
ボウルに卵と砂糖を入れまぜる。5でふるった粉を加え、水を少しずつ加えて、耳たぶくらいのかたさによくこねる(水の量は加減する)。
6をボウルの中で丸め、ラップして常温で20~30分ねかせておく。
7のねかせた生地を10等分に分け、丸めておく。あんも10等分にして丸める。手に粉をつけて、丸めた生地を広げ、あんを包んで丸める。
蒸し器に5cm角に切ったクッキングシートを敷き、その上に丸めた生地をのせる。蒸気の上がった蒸し器でふたにふきんをはさんで12~15分くらい蒸す。
蒸し上がったらザルに取り出してうちわであおぐ。





