
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
埼玉県 / 郷土料理(埼玉県)
いがまんじゅう
鴻巣市(旧川里町)が発祥と言われる「いがまんじゅう」は、埼玉県北東部の主に穀倉地帯に古くから伝わるハレの日の郷土料理である。多くの農家が裏作として小麦を栽培してきた地域では、「朝まんじゅうに昼うどん」という言葉が生まれるほど、うどんやまんじゅうなど小麦粉料理が発達した。まんじゅうと赤飯を合わせて蒸した「いがまんじゅう」は、甘じょっぱい味わいともっちりとした食感が意外にも合い、一度食べたらやみつきになる。まんじゅうを覆うように赤飯をまぶしてある様が、“栗のイガ”のような見た目であることから、いがまんじゅうと名付けられた。「もち米が高価で、かさを増すために赤飯の中にまんじゅうを入れた」「農家のお嫁さんが手間を省くため、赤飯とまんじゅうを一緒にせいろに入れて蒸したらくっついてしまった」など、由来については諸説ある。
材料
- もち米2合(310g)
- ささげ30g
- 【あん】作りやすい分量=約30個分
- 小豆300g
- 砂糖225g
- 塩少々
- 【皮】 ※原文ママ一枚あたりの分量=40g
- 小麦粉200g
- 砂糖80g
- ベーキングパウダー7g
- 牛乳45cc
- 水45cc
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全12工程
小豆あんを作る。(火加減はすべて中火)小豆は洗って、たっぷりの水(1.5L)に入れて煮る。
煮立ったら、約200ccの水を入れる。
再び煮立ったら、湯を捨てる。
新たに水1Lを入れて、軟らかくなるまで煮る。(1時間程度)。
砂糖を2回に分けて入れ、最後に塩を加える。その後、焦げないように鍋を見ながら、水分がなくなるまで煮詰める。
鍋底に木べらで直線を書き、1本の線になったら出来上がり。
バットに移し、冷めたら丸めてあんを作る。
まんじゅうを作る。沸騰させたお湯の中にささげを入れ、10分程度中火にして煮出す。その後、火からおろしてささげをザル にあげ、煮汁を別容器に入れて冷ます。冷めたら煮汁にもち米を一晩浸ける。ザルで水気を切り、ささげともち米を一緒に30分程度蒸す。※ささげともち米を既定量の水で、炊飯器の「おこわモード」を利用しても良い。
7の小豆あんを30gに分け丸める。
小麦粉にベーキングパウダーをよく混ぜて3回振るう。振るいにかけたそれに砂糖水(砂糖は泡だて器を使って、牛乳と水とよく混ぜて溶かしておく)を加える。皮の生地はこねないように、さっくりと混ぜる。その後皮は30gに切り丸めておく。皮をのばし、あんを包み形を整える。
蒸し器に赤飯を平らにもり、その上に3を並べ、更に赤飯をかぶせ強火で約15分蒸す。
火からおろし余分な赤飯を取り除き、形を整える。





