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島ずし(しまずし)

写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:一般社団法人 八丈島観光協会

東京都 / 郷土料理(東京都)

農水省 うちの郷土料理

島ずし(しまずし)

島ずしとはすしネタにする魚を薄く切って醤油ベースの液に漬けて、酢飯で握った八丈島の郷土料理。 伊豆諸島で獲れる魚をネタにしていることから島ずしとされ、東京ではこの漬けた製法で作られたネタを現在も「ヅケ」と呼んでいる。元々は、船で沖に出る際、鮮度を保つ工夫としてヅケにしていたが、伊豆諸島は温暖な地域のため、江戸からすし文化が伝わった明治以降、地域独自の技法が発達した。一般的にはすしにはワサビを用いるが、八丈島や小笠原諸島では当時ワサビが手に入らなかったため、代わりに練りがらしを使ったり、醤油に「青とう」という島唐辛子の熟していない実を漬け込んだ「島とう醤油」を使用したりと島によって食し方は少しずつ異なる。伊豆諸島北部では刺身を食べる際にもこの島とう醤油を使っている。握りで食するのが基本であるが、甘酢生姜や島のりを混ぜた酢飯にネタをのせて、ちらしずし風にして食すこともある。 すしの形態は各島々で独自に発達し、現在でも欠かすことのできない郷土食として人々に愛され続けている。

材料

人数2人分元のレシピ:2人分
  • 白米約2合
  • すし酢約50ml
  • 【ヅケだれ】醤油200ml
  • 【ヅケだれ】みりん大さじ1
  • 【ヅケだれ】酒大さじ1
  • 寿司ネタとなる魚(タイ、マグロ、トビウオなど)1尾
  • ねりからし適量

作り方 全6工程

  1. 寿司ネタとなる魚を三枚におろし、一口大の大きさに切る。

  2. ヅケだれを作る。事前に醤油・みりん・酒を煮てアルコール分をとばしておく。

  3. ボウルなどを用意し、ヅケだれ、寿司ネタとなる魚を入れ、冷蔵庫で30分ほど浸ける。

  4. 炊きたての白米2合に寿司酢を入れ、しゃもじで切るように混ぜ合わせる。一粒一粒に光沢が出て寿司酢が全体になじんだら、うちわで人肌の温度まで冷ます。

  5. 酢飯を一口大の大きさににぎってシャリをつくる。ねりからしをシャリの上にのせる。

  6. ヅケにした魚をシャリの上に乗せて、完成。