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小田原かまぼこ(おだわらかまぼこ)

写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:『小田原蒲鉾協同組合』

神奈川県 / 郷土料理(神奈川県)

農水省 うちの郷土料理

小田原かまぼこ(おだわらかまぼこ)

味付けしてよく練った魚のすり身を木の板に盛り付けて蒸しあげたもので、小田原市の特産品。食材には主に白身魚のグチ(イシモチ)が使われる。魚をすり身にする前に何度も水にさらして不純物や油分を取り除くことで、きめ細かく弾力のある食感のかまぼこが生み出される。板からぷっくりとはみ出した扇形が特徴的である。 かまぼこの起こりは大変古く、現存する文献の中では、平安時代に描かれた祝宴の図に初めて「蒲鉾」の文字が登場する。当初は、なまずのすり身をすりつぶし、竹を芯にして焼いた、ちくわのようなものだったという。その見た目が蒲(がま)の穂や鉾に似ていることから「蒲鉾」と呼ばれるようになった。やがて魚のすり身を木の板に乗せて焼くようになり、江戸時代の終わりには蒸しかまぼこが登場した。 小田原では室町時代にはすでにかまぼこが作られていたが、盛んに生産されるようになったのは江戸時代後期である。相模湾が近く魚がよく獲れたこと、箱根丹沢山系を水源とするミネラル豊富な水に恵まれたこと、そして東海道の宿場町という多くの人々が行き交う場所であったことから、関西地方で主流の焼きかまぼことはまた違う、江戸好みの蒸しかまぼこが小田原の名物として全国に知られるようになった。

材料

倍率人数の記載がないため倍率で調整します
  • グチ(イシモチ)適量
  • 調味料(塩、砂糖、みりんなど)適量

作り方 全8工程

  1. 【身落とし】新鮮な魚の肉をとる。

  2. 【水さらし】天然の磨かれた水に魚肉をさらし、油や血合いを取り除く。

  3. 【脱水】さらした魚肉の余分な水分を取り除く。

  4. 【擂潰(らいかい)】石臼で塩を加えて練る。このとき、必要な調味料を加えて味付けをする。

  5. 【筋抜き(裏ごし)】すり身の中の小骨や皮を取り除き、更に、小田原蒲鉾の特長であるきめの細かさと白さを増す。

  6. 【成形】板の上に盛り付ける。

  7. 【加熱】約90℃の蒸気で蒸し焼きにする。

  8. 【冷却】製品の温度が0℃位になるまで冷却する。