
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:相模原市食生活改善推進団体わかな会
神奈川県 / 郷土料理(神奈川県)
酒まんじゅう(さかまんじゅう)
米・麹から作った酒種と小麦粉を混ぜた生地で、あんを包んで蒸しあげたまんじゅう。 相模原は火山灰が多く稲作に向かない土地であったため、古くから小麦や大麦などの畑作がさかんで、地粉を使用したさまざまな食べ物が親しまれてきた。そのなかでも酒まんじゅうは、祭りや人寄せの際に必ず食卓に上がるごちそうだった。「酒まんじゅうが作れることが嫁入りの条件」とされた時代もあったという。生地を発酵させるには暑い時期が最適であるため、特に7、8月に行われる祭礼には欠かせない儀礼食で、各家庭で大量に作って家族で楽しんだり、親族に配ったりされた。
材料
- 【種】ご飯茶碗2~3杯分
- 【種】水600cc
- 【種】米麹25g
- 【皮】地粉1kg
- 【皮】種汁2と1/2カップ
- 【皮】砂糖大さじ4
- 【小豆あん】小豆2カップ
- 【小豆あん】砂糖350g
- 【小豆あん】塩小さじ1
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全9工程
【種】種の材料を桶(タッパーでも可)に入れ、よく混ぜ合わせて発酵させる。
ご飯が浮いてきたらざるにあげて絞る。※夏季は2日くらいで発酵する、冬季は5~6日かかる。
【まんじゅうを作る】地粉に砂糖・種汁を加えて混ぜ、耳たぶ程度の柔らかさにし、寝かせる。※夏は4時間くらい、冬は一晩置くと2倍くらいにふくらむ。粉をこねる時に砂糖を入れると生地が硬くならない。
膨らんだ生地を静かに1~2回ガス抜きして、更によくこねる。
4を1個分(約60g)ずつちぎり、なめらかに整形する。
生地を広げる(中心は厚く、外側は薄く)。
作っておいたあん(約40g)を皮の中心に乗せて、あんを皮で包む。口が開かないように最後に指先で皮をきゅっと止める。上から指で押して元に戻るくらいまで30分程寝かす。
蒸し器に入れ、20分蒸す。※蒸す時、火が強いと生地が割れるので注意。
火から下ろし、うちわであおいでつやを出す。





