
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:(一社)朝日町観光協会
富山県 / 郷土料理(富山県)
たら汁(たらじる)
富山県の東端にある朝日町は、山側に北アルプス、日本海側にはヒスイの原石が採れる美しいヒスイ海岸が広がる自然豊かな土地。「たら汁」はこの町で発祥した伝統的な汁物である。海岸沿いの国道8号周辺には「たら汁」を提供する店が立ち並び「たら汁街道」とも呼ばれる。朝日町はかつてタラの水揚げ量が豊富で、漁へ出た男たちを温かく出迎えようと漁師の女房たちが流木を集め大鍋を沸かし、味噌とタラを入れ煮込んで作ったのがはじまり。漁に携わった人たちみんなで大鍋を囲み浜辺で円座になって食べていた。 美味しさの決め手は、スケソウダラを一匹まるごとぶつ切りにして、身、頭、肝、白子、真子を使って豪快に煮込むこと。鮮度が落ちやすいタラは当時、地元の浜辺で干ダラや一本焼きにして売られていたが、現在は海水温の上昇からか地元ではほとんど獲れず、東北や北海道産が使われている。
材料
- スケソウダラ2匹
- ごぼう適量
- 長ねぎ適量
- 味噌大さじ3
- 水4カップ
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全9工程
タラのウロコを取り、あごの下からお腹を開く。
内臓を取り出し、キモ(肝臓)と白子・真子は別に取っておく。
血合いはブラシを使って除き、流水でよく洗う。
2cmほどのぶつ切りにする。
ごぼうはささがきにし、水にさらしてあくを抜く。
鍋に水を入れて火にかける。
沸騰したら、味噌を分量の2/3入れ、タラの身とキモ・白子・真子を入れる。
煮立ったらこまめにあくを取りながら煮る。
タラの身が白くなったら、残りの味噌とごぼうを入れ鍋のふたをして火を止める。仕上げにねぎを散らす。





