
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:(一社)富山県調理師会
富山県 / 郷土料理(富山県)
げんげの味噌汁(げんげのみそしる)
体長は約20センチで細長く、白く透明感のある全身が分厚いゼラチン質で覆われている深海魚ゲンゲを使った味噌汁は、漁村の家庭でのみ食べられていた料理。富山を代表する魚といえば、ホタルイカ、シロエビ、ブリ、カニなどが有名だが、近年このゲンゲに注目が集まっている。水深に生息する甘エビをとる時に混じってしまうやっかいもの扱いで、またグロテスクな見た目から30年ほど前までは「下の下の魚」とまでいわれる存在であった。それがここ数年で、コラーゲンの豊富さや身のおいしさが見出され徐々に人気が出始めている。水分を多く含んでいることから劣化が早く、すぐに生臭くなることもあり、漁村でしか消費されてこなかったが、鮮度の保持技術が向上したことで、県内の広い範囲への流通が可能に。これまで限られた地域で食べられていたゲンゲのうま味が詰まった味噌汁はもちろん、さまざまな調理法で食されるようになっている。ゲンゲだけの専門の漁がないため、めったに出会うことができない幻の魚として今では「幻魚(ゲンゲ)」と記されるようにもなった。
材料
- ゲンゲ6尾
- 味噌24g
- 昆布5g
- 顆粒だし5g
- 料理酒10mL
- 醤油5mL
- 味醂10mL
- 白ねぎ1/3本
- 水600mL
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全7工程
ゲンゲの頭を切り、内臓を取り出し5cm位に筒切りする。
1の腹の中を水洗いする。
2を下茹でして、氷水に入れ軽く腹の中を洗う。
水に昆布、顆粒出し、料理酒を入れ火にかけ沸騰し始めたら昆布を取り出す。
4に水気を取った3を入れ一煮立ちさせ灰汁を取る。
5に味噌、醤油、味醂を入れ、味を整える。
お椀に盛り付け、小口切りした白ねぎを添えて出来上がり。





