
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:富山県食生活改善推進連絡協議会
富山県 / 郷土料理(富山県)
三日の団子汁(みっかのだんごじる)
米どころの富山県では、行事や人生の節目節目に必ずと言っていいほど餅を使った料理や菓子が関わってくる。「三日の団子汁」は、上新粉で作った団子入りの味噌汁で、赤ちゃんを産んだ母親に栄養をつけさせ母乳がよく出るようにと、産後三日目に作られる伝統的な料理。出産したお嫁さんの実家が、団子汁セットにのしをつけて親戚へ配ることもある。団子以外の具材には、母乳の出がよくなり、産後の回復が早くなるといわれるずいきを入れる。ずいきとは、里芋の一種であるヤツガシラの葉柄(葉と茎の間の部分)のことで、乾燥したものを戻して使う。そのほか、ごぼう、白菜といった野菜、キノコ、魚を加えるところも。出産ひとつを挙げてでも、産後に食べるこの「三日の団子汁」をはじめ、出産五ヶ月前の腹帯祝いや臨月の際にも安産を祈ってさまざまな形で餅を作る習わしがあり、富山県民と餅の関わりの深さが伺える。
材料
- もち米粉150g
- 干しずいき10g
- ごぼう1/2本
- 厚揚げ1/2個
- だし汁800mL
- 味噌大さじ2
- 花かつお適量
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全7工程
干しずいきは半日程、水につけもどし好みで1~2cm長さに切る。(もどし汁はアクがあるので捨てる)
ごぼうはささがきにし、アクをとるためしばらく水につけておく。
厚揚げは油抜きをし1~2cm角に切る。
もち米の粉をボールに入れ、水またはお湯を少しずつ入れながら捏ね、耳たぶくらいの固さにする。一口大に丸めて軽く真ん中を指で押さえてくぼませる。
鍋にだし汁を入れ、ごぼう、干しずいきを入れて煮る。ごぼうと干しずいきが柔らかくなったら厚揚げと団子を入れて煮る。
団子に火が通り浮いてきたら、味噌を溶き入れ火を止める。
器に盛り、好みでかつお節をのせても良い。





