
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:越中とやま食の王国(富山県)https://shoku-toyama.jp/
富山県 / 郷土料理(富山県)
つぼ煮(つぼに)
立山町の芦峅寺エリアは、日本三大霊山のひとつ立山連峰の玄関口にあたり、江戸時代には立山信仰の里として登拝者が集う宿坊が軒を連ねていた。「つぼ煮」はここの宿坊でかつて振る舞われていた精進料理のひとつであるが、現在は一般家庭にも広まり食べ継がれている。名前の由来は、底の深いつぼ椀と呼ばれる蓋の付いた朱塗りの器に盛って提供されていたことにちなむ。具材の主役となるのが、春の山菜であるくごみ。クサソテツの新芽の別称で、地域によってはこごみとも呼ばれている。旬の時期が短い山菜ではあるが、一年中使えるように春に摘み取り日干しして乾燥させ保存しているので、一年中「つぼ煮」は作ることが可能だ。くごみのほか、にんじん、里芋、油揚げなども入るため具だくさん。醤油ベースのだし汁は、くごみの旨みが染み出していて、山の恵みを感じる滋味深い味わいとなっている。
材料
- くごみ(干)16g
- にんじん中1/2本
- 厚揚げ(油揚げ)1/4枚
- 里芋中1個
- しょうゆ大さじ2
- みりん大さじ2
- だし汁(昆布)カップ2
- サラダ油小さじ1
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全6工程
くごみは茹でてもどし、一晩水にさらす。1~1.5cm長さに切る。
にんじん、里芋はいちょう切り、厚揚げはサイコロ状に切る。
くごみ、にんじん、里芋をサラダ油で炒める。
鍋に3とだし汁を入れて、弱火で煮る。
煮上がったら、しょうゆ、みりんと厚揚げを入れ、さらにじっくりと煮る。 (※材料がこげないように時々混ぜる。) ※味付けは、うすめに仕上げましょう。 ※くぐみは和名をクサソテツといいますが、富山県ではこごめ、こごみ(ぜんまい)と呼ばれています。
里芋が煮くずれる手前で火を止める。 味付けは、うすめに仕上げましょう。 くごみは和名をクサソテツといいますが、富山県ではこごめ、こごみ(ぜんまい)と呼ばれています。





