
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:「富山の家庭料理」メニュー集(富山県)
富山県 / 郷土料理(富山県)
べっこう/えべす
溶き卵を流し入れた醤油風味の寒天寄せ「べっこう」は、口当たりがよく美しい見た目で、お祝い事、仏事の際など節目の時や、お祭りなどの行事ごとにも決まって作られてきた定番料理。昔は卵が贅沢品であったため、「べっこう」は特別な日にだけ食べられるご馳走として愛されてもいた。あめ色の寒天に卵がむら雲のように散らされている様子が、まるでべっ甲のかんざしに見えることから「べっこう」と名づけられ、主に県東部で呼ばれている。「えべす」という地域もあるが、南砺市などの県西部では和菓子のゆべしに似ていることから、そのまま「ゆべし」という名で通っている。東部は甘さが際立つ味わいからおやつとして食べる人もおり、西部では甘さを抑えて仕上げるためおかずとして食べられることが多い。最近では、卵以外に、野菜、素麺、カニなど、いろいろな食材を使いアレンジを利かせて作られてもいる。
材料
- 棒寒天1本
- 水カップ2
- 醤油大さじ2
- みりん大さじ2
- 砂糖小さじ2
- 卵1/2個
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全3工程
寒天は、30分水に浸し、その後、ちぎって固く絞り、鍋に入れて水とともに火にかけ、弱火でしっかり煮溶かす。
溶けたら、醤油、みりん、砂糖を加える。火を止め、割りほぐしておいた卵を、糸を引くように流し込む。
ぬらした型に流して冷やす。 ※粉寒天でも可 ※卵のかわりに、ショウガ、短く切ったそうめん、味をつけた刻みシイタケ、刻んだクルミ等の具をいれてもおいしい





