
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
岐阜県 / 郷土料理(岐阜県)
栗きんとん(くりきんとん)
「栗きんとん」と聞くと、一般的におせち料理を思い浮かべるが、東濃地区を中心とした地域の栗きんとんは、一度蒸した栗の実を、砂糖と炊き上げて、布巾で栗の形にかたどるシンプルな和菓子で、栗そのものの風味を存分に味わえる。最初は、山栗を茹でたり焼いたりして食していたが、やがて茹でた栗を布巾でしぼった栗きんとんの原形に近いものが生まれ、それがこのお菓子の始まりだと言われている。 栗きんとんの発祥の地とされ、県内有数の栗の産地でもある中津川市は、江戸時代に幕府が直轄する幹線道路「中山道」が通り、江戸と京都・大阪を結ぶ重要な宿場町の一つとして発展を遂げ、独自の文化が花開き、茶の湯文化も盛んになった。そのため、お茶に合うおいしい菓子が求められ、菓子職人が腕を競い合い、特産である栗をつかった菓子が次々に生み出され、栗きんとんも誕生したと伝えられている。
材料
- 生栗1kg
- 砂糖300g
- 塩少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全7工程
栗を茹でる。茹で上がった栗の中身を熱いうちに取り出す。幼根や黒く変色した部分は丁寧に取り除く。
1に砂糖を合わせ塩を少々加えて電子レンジで温め、なじませる。
厚手の鍋を温め、2を入れて弱火で丁寧に、少し焦げが付く程度に良く練る。
練った生地をラップに包んで棒状に伸ばす。
棒状になったらラップを外し、約30gの輪切りにする。
輪切りにしたものをしぼりやすいように丸く形を整える。
丸くした生地を、湿らせた布巾で包み布巾の形にしぼる。





