
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
岐阜県 / 郷土料理(岐阜県)
からすみ
江戸末期ごろ、東濃地域で桃の節句に作られるようになったと伝えられている「からすみ」。 「からすみ」といえばボラなどの卵巣を塩漬けにし、乾燥させた珍味が有名だが、こちらは練った米粉を蒸した和菓子。特徴は、切った断面が山型になる形状にある。山の頂上が2つあるのが一般的だが、まれに3つのものもある。山の形になったのは、わが子が「日本一幸せになれるように」との願いが込められ、富士山を模した形になったと言われている。 名称の由来は諸説あり、高級珍味の「からすみ」は、海から遠いこの地域では貴重であったため、それに形が似たお菓子で代替したことからこの名が付いたという説と、中国・唐時代の文鎮とすずりを兼ねた墨(道具は一般に「唐墨(からすみ)」と呼ばれていた)に形状が似ていることからという説とがある。
材料
- 米粉(荒びき)330g
- 熱湯300cc
- 【よもぎのからすみ】よもぎ130g
- 【よもぎのからすみ】砂糖100g
- 【よもぎのからすみ】塩少々
- 【白のからすみ】砂糖100g
- 【白のからすみ】塩少々
- 【黒砂糖のからすみ】黒砂糖100g
- 【黒砂糖のからすみ】塩少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
米粉の中に熱湯を入れ、すばやくむらのないようにかきまぜて、蒸し器で30分間蒸す。
1を3等分し、それぞれ材料を4回程度に分けて入れ、つやが出て手につかなくなるまで根気よく練る。
2をそれぞれ3等分し形をつくる。(※型がない場合は、棒状にしたものを竹皮などにのせ、上から箸で押さえて形にする。)
蒸し器で5分間蒸し上げる。冷ましてから切り分けて食べる。





