
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:岐阜の極み
岐阜県 / 郷土料理(岐阜県)
みょうがぼち
「みょうがぼち」は、そら豆で作ったあんを小麦粉で作った皮でくるみ、みょうがの葉で包み蒸した素朴な味わいの郷土菓子。 ぼちは「餅」の意味で、一般的にはもち米を使った団子のことを「餅」というが、伝承地周辺では、小麦粉を練ったものを「ぼち」と呼んでいる。 みょうがの葉が繁りだす初夏になると、各家庭で作ったみょうがぼちを、田植えや農作業の一休みに、おやつとして食べていたと伝えられており、かつては「田植えぼち」「野休みぼち」とも呼ばれていた。 みょうがぼちに欠かせないみょうがの葉には、殺菌効果があることから、食品が傷みやすい初夏から夏にかけての携帯食に用いられることが多く、冷蔵庫などの食品保存機器が無い時代の先人の知恵がうかがえる。加えて、あんに使われているそら豆には、鉄分やタンパク質が含まれているため、農作業の疲れを癒やすのに最適なおやつだったと言える。
材料
- 【あん】そら豆90g
- 【あん】砂糖50g
- 【あん】食塩少々
- 【あん】水170cc
- 【あん】みょうがの葉適量
- 【皮】小麦粉120g
- 【皮】砂糖10g
- 【皮】食塩少々
- 【皮】水20cc
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全9工程
そら豆をよく洗い、170ccの水に3時間浸す。
沸騰するまで火にかける。
一度ざるにそら豆をあけて洗い、水を取り替え、中火で柔らかくなるまで煮る。(約20分)そのとき、水が足りないようなら水を足す。
砂糖を加え、弱火で鍋の底がみえるまで煮る。火を止める前に塩少々を入れる。
冷めたら適当な大きさに丸める。(約25g)
小麦粉に、砂糖、塩を入れ、よく混ぜる。
20ccの水を沸騰させて、少しずつ加えながらこねる。こねてから30分ほどねかせるとよい。
こねた皮(約25g)を手に取り広げ、あんを入れて包む。
みょうがの葉に包み、蒸し器で8~9分蒸す。





