
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:冨岡 典子
大阪府 / 郷土料理(大阪府)
桜餅(さくらもち)
塩漬けした桜の葉でピンク色の餅を巻いた菓子で、春の季語にもなっている。 桜餅は全国で食されているが、関東の桜餅は薄いクレープ状の生地であんを巻くのに対し、関西の桜餅はつぶつぶとした道明寺粉の餅であんを包むという違いがある。仕上げに塩漬けした桜の葉で巻く点はどちらにも共通している。 そもそも桜餅は、江戸時代、隅田川のほとりに建つ長命寺の門番であった山本新六が考案したという。新六は大量に落ちてくる桜の葉を利用できないかと考え、塩漬けにして餅を巻いて売り出したところ大変な評判となり、それが全国へと広まっていった。 大阪を含む関西では、道明寺粉を使って作る桜餅が主流である。道明寺粉とは、もち米を蒸して乾燥させた後に粗くひいたもので、和菓子によく用いられる。1000年以上も昔に大阪・藤井寺市にある道明寺で初めて作られ、保存食として重宝された。 ピンク色の餅と、ほんのりとした桜の香り。桜餅は見た目も味も春を感じられる風流な菓子である。
材料
- 道明寺粉125g
- 水250㏄
- 砂糖30g
- 食紅少量
- こしあん200g
- 桜の葉の塩漬け10枚
- 【手水】水50cc
- 【手水】砂糖3g
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全6工程
桜の葉の塩漬けを流水でさっと洗い、たっぷりの水に30分ほど浸けて塩抜きをし、水気をキッチンペーパーなどで取り除いておく。
こしあんは丸めておく。
鍋に分量の水、砂糖、食紅を入れて火にかけ、沸騰したら道明寺粉を入れ、木しゃもじで手早く混ぜる。
再び沸騰したら弱火にしておよそ6分間煮た後(焦げやすいので気をつける)、火を止めて蓋をし、10~12分間ほど蒸らす。
手水を用いて、(4)の餅を直径7cmほどの円形にのばし、中央に(2)のあんをのせ、餅の端をのばしながらあんを中央に寄せていき口を閉じて形を整える。
(5)の餅が冷めたら、桜の葉の裏を外側にして巻く。





