
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:『おおさかの郷土料理集~行事食と食文化の伝承』(公益財団法人大阪府学校給食会)
大阪府 / 郷土料理(大阪府)
鯨のハリハリ鍋(くじらのはりはりなべ)
かつて庶民にとって身近な食材だった鯨肉と、古くから関西を中心に栽培されてきた水菜を組み合わせて炊いた鍋。鯨のだしが水菜にからんで食が進む。大阪の千日前で営業していた1967年創業の鯨料理店、徳家(とくや)が発祥とされ、冬の味覚として大阪の人々に愛されてきた郷土料理である。水菜を食べるときにハリハリッと音がすることからハリハリ鍋と名付けられたといわれている。 現在は高級品となった鯨肉だが、日本で捕鯨が盛んだったころは肉類のなかでも安価で手に入り、庶民にとっては慣れ親しんだタンパク源であった。国内有数の捕鯨基地だった和歌山県太地と距離が近いこともあり、かつて大阪は鯨の流通が大変盛んで、鯨肉を用いた食文化が花開いた。ところが1980年代に商業捕鯨が中止されたことをきっかけに入手困難となり、現在では豚肉など他の肉で代用されることも増えている(商業捕鯨は2019年に再開)。
材料
- 鯨肉(赤肉)400g
- 水菜(京菜)800g
- 水カップ6
- 削り鰹60g
- 【調味料A】酒カップ2/3
- 【調味料A】醤油カップ1/2強
- 【調味料A】砂糖大さじ6
- 【調味料A】みりん大さじ2
- 土しょうが適量
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
水菜は4~5cmの長さに切る。
水を煮立てて削り鰹を入れ、中火で10~15分あくを取りながら煮てこし、濃いだし汁を作る。
2と【調味料A】を煮立て、鯨肉を入れる。
3が煮立ったら、水菜を入れる。
水菜にさっと火が通ったところで、鯨肉、だし汁とともに小鉢に取り、すりおろした土しょうがを添えて熱いところを食する。(好みで、七味唐辛子、粉山椒をふりかけてもよい。)





