
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:兵庫県家庭料理調査グループ
兵庫県 / 郷土料理(兵庫県)
イカナゴのくぎ煮(いかなごのくぎに)
「イカナゴのくぎ煮」は生のイカナゴの稚魚を醤油、砂糖、ショウガなどで甘辛く煮た佃煮で、瀬戸内海沿岸地域で古くから作られている郷土料理。煮上がった姿がさびたくぎが曲がったように見えることから「くぎ煮」と呼ばれている。神戸が発祥の地と言われ、元々漁業関係者の家庭で作られていた料理だったが、1980年代以降、一般に広く知られるようになった。明石の漁業協同組合の女性たちが、漁師向けに濃い味付けだったくぎ煮を一般家庭向けに改良したレシピを作成し、料理講習会を開き、普及に努めたこともきっかけの一つ。 毎年、2月末から4月にかけてイカナゴの稚魚(新子)を捕る新子漁が行われ、鮮魚店には新子を買い求める客が列を作る。街中にはイカナゴを炊く醤油や砂糖の香りが漂い、地元では「イカナゴの香りがすると春がやってくる」と言われている。「イカナゴのくぎ煮」は瀬戸内の春の風物詩であり、現在も食文化として定着している。
材料
- イカナゴ1kg
- 濃口醤油180ml
- 砂糖250g
- 土ショウガ30g
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全7工程
土ショウガを千切りにする。
大きめの鍋にショウガと調味料を入れ、沸騰させる。
イカナゴを一度に入れ、強火で魚の色が白く変わるまで煮る。
弱火にしてふたをし、煮汁が1/3くらいになるまで2時間ほど煮る。
ふたを取って中火で汁気がなくなるまで煮詰めて、照りを出す。途中で2,3度返す。
ざるに取り、余分な汁を除いてできあがり。
※ふたをせず、終始泡で覆われるよう強火で煮上げる方法もあります。





