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黒豆煮(くろまめに)

写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:兵庫県家庭料理調査グループ

兵庫県 / 郷土料理(兵庫県)

農水省 うちの郷土料理

黒豆煮(くろまめに)

丹波篠山の黒大豆は、この地方の粘土質で肥沃な土と昼夜の激しい寒暖差のため、粒が大きく、糖度も高く成長し、黒大豆の中では最高級の品質といわれている。大粒でほんのり甘く、皮が破れにくいのが特長。 丹波篠山の黒大豆の由来には諸説あるが、戦国時代に宮田地区で開かれていた楽市楽座に、商品として外部から持ち込まれた黒大豆が、地域の気候風土に合ったため定着し、その後周辺の村に広まったと言われている。江戸時代には、篠山藩主が将軍に黒大豆を献上したところ、大変ほめられたという逸話も残っている。 黒大豆を甘く煮た黒豆煮は古くから、正月のおせち料理の一品として親しまれてきたが、近年の健康ブームで、黒大豆に含まれるポリフェノール成分に注目が集まり、一年を通して消費されるようになってきた。

材料

人数4人分元のレシピ:4人分
  • 黒豆240g(市販では1袋240gのものや300gの物が多い)
  • 水1200ml(カップ6)
  • 砂糖180g
  • 醤油大さじ1と2/3(約25g)
  • 塩5g(小さじ1弱、粗目のものは小さじ1)
  • 重曹5g(小さじ1/2)
  • さび釘10本くらい(ガーゼなどで包んで入れる)

作り方 全7工程

  1. 黒豆は皮を破らないように洗って、ざるにあげておく。

  2. 厚手の鍋(蓋つき)に水、砂糖、醤油、塩、重曹、さび釘を入れて、沸騰させる。

  3. 沸騰したら火を止めて、1を入れ、蓋をして、そのまま一晩(7~8時間)置いて吸水させる(しわがないくらいに吸水させると豆が膨潤する)。

  4. 3の鍋を強火で加熱し、煮立てて、浮いてくる黒っぽい泡(アク)を除く。

  5. さし水(冷たい水)カップ1/2くらいを入れ、再び煮立ってきたらアクをとる。これをさらに2回くらい繰り返してアクを除く。

  6. アクを取り除いたら、落し蓋(紙蓋でもよい)をして、鍋の蓋をして、限りなく弱火にして吹きこぼれないように注意しながら5~8時間くらい、常に豆が煮汁に漬かっている状態を保てるよう煮る。

  7. 豆が指でつぶれる程度にやわらかくなったら、火を止める(煮汁から豆が出ているとしわが出やすいので注意)。そのまま冷ましておくとよく味がなじむ。