
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
兵庫県 / 郷土料理(兵庫県)
ちょぼ汁(ちょぼじる)
どろっとしただし汁に、団子とささげ豆、ズイキが入っている「ちょぼ汁」は、江戸時代から続く淡路島の伝統的な郷土料理である。お汁粉に似ているように見えるが甘くない。具のささげ豆ともち粉の団子は栄養価が高く、ズイキは古い血をくだし血液をきれいにする作用があると言われ、「産後の乳の出を良くするために嫁に食べさせる」と、母が出産後の娘の体力回復のために作る習慣があった。鍋にたくさん作り、出産のお祝いに集まった親戚や近所にも振る舞う。また、子どものお宮参りの際にも作り、親戚や知人に配る習慣がある。 ちょぼ汁の名前の由来は、子どもがかわいいおちょぼ口になるようにとの願いを込めたところからついたという。汁の中に入れる団子は、女の子が生まれたら真ん中をへこませるかまん丸にする、男の子だったら先をとがらせる。そうして子どもの健やかな成長を願う。
材料
- ささげ160g(1カップ)
- (ささげ煮込用)水3カップ×2
- ずいき(乾物)20g
- もち粉50g
- (もち粉用)水50cc程度
- だし汁700cc
- 味噌80g
- 花かつお適宜
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全7工程
ささげはよく洗って、3カップの水に3時間程度浸けた後、一煮立させて、水切りをしアクを抜く。
1に3カップの水を入れて軟らかく煮てから、水気を切っておく。
ずいきはよく洗ってぬるま湯で戻し、1cmの長さに切る。茹でて、よくアク抜きをして、粗熱をとってから絞る。
「ちょぼ(だんご)」を作る。もち粉に水を少しずつ加えてこね、耳たぶ位の硬さにまとまったら棒状に伸ばし、1.5cmの長さに切り、俵型等にする。
だし汁を火にかけ、ささげとずいきを加えて軟らかくなったら、4を加える。
だんごが浮き上がってきたら味噌を溶き入れる。
お椀に盛り、花かつおをかける。





