
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
広島県 / 郷土料理(広島県)
かきの土手鍋(かきのどてなべ)
「かきの土手鍋」の名前の由来は三つあり、一つは味噌を鍋の内側に土手のように塗ることから。二つめは、この鍋料理を考案したのが土手長吉さんだったから。そして三つめは、江戸時代に広島のかきを大阪まで輸送したかき船が、川の土手で鍋を食べさせていたからと言われている。鍋のふちに塗った味噌を崩しながら味を調節する食べ方が特徴。 広島県は、かき生産量が全国1位で、全国の生産量の半分以上を占める(令和2年「漁業・養殖業生産統計」農林水産省)。 広島のかき食の歴史は長く、古くは縄文・弥生時代から天然のかきを食べていたことが、貝塚から出土した殻により分かっている。また1500~1600年代には養殖が始まったと考えられる。 このあたりの湾は、波が静かでありながら潮の流れが適度にあること、湾に河川が流れ込むことにより梅雨時期から夏にかけて海水中の塩分濃度が薄まる層が生まれること、中国山地から栄養素が流れ込むことなど、かきの生育に良い条件が揃っている。広島のかきは身が大きく濃厚な味わいが特徴であるが、味のおいしさだけでなく、県が独自に食品衛生上の条例を設けているなど、安全性の高さも人気の理由と言える。
材料
- かき300g
- 豆腐1丁
- 生しいたけ4枚
- えのきだけ1袋
- にんじん1/3本
- 春菊1袋
- はくさい1/4株
- だし汁適量
- 白ねぎ2本
- 糸こんにゃく1袋
- 【調味料】赤みそ100g
- 【調味料】白みそ100g
- 【調味料】酒小さじ1
- 【調味料】みりん小さじ1
- 【調味料】砂糖小さじ1
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
かきは薄い塩水でふり洗いし、水を替えてすすいで水気をきる。
白ねぎは斜め切りに、春菊、はくさいは3cmに、生しいたけは石づきをとって飾り切りにする。糸こんにゃくは食べやすい長さに切る。にんじんは花型で抜いて下茹でする。えのきは根元を切り落とし、食べやすい長さに切る。豆腐は食べやすいサイズに切る。
【調味料】を混ぜ合わせ、土鍋のふちに土手になるように塗る。
土鍋の底にはくさいの芯を敷き、残りの材料を彩りよく並べて真ん中にかきをおき、だし汁を加えて火にかける。煮立ってきたら3をくずしながらいただく。





