
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:徳島県調理科学会 四国大学・髙橋啓子
徳島県 / 郷土料理(徳島県)
阿波のいとこ煮(あわのいとこに)
小豆と野菜の煮物を指す「いとこ煮」。かぼちゃなどで作られることが多いが、「阿波のいとこ煮」ではさつまいもを使う。さつまいもを干し芋にしてから小豆とともに煮て、優しい甘みに仕上げる。ちなみに、干し芋には生のさつまいもを切ってそのまま干す「白干し」と一度茹でてから乾燥させる「ゆで干し」があり、阿波のいとこ煮ではゆで干しを活用する。また、小豆はその昔ハレの日に食べる食材だったために、ゆでた芋に小キビなどの代替品を混ぜて食べることもあったのだという。 戦時中の砂糖が希少であった時期は、砂糖を使わずに作っていたが、後に砂糖も加えられるようになり、おかずのほかにも上等なお茶受けやおやつとして親しまれるようになった。ちなみに、昔は多くの家庭が芋を畑で栽培していたのではないかと言われている。そのため保存方法として干し芋にし、これを使って料理をしていたと考えられる。
材料
- 干し芋200g(水で戻して400g)
- 小豆150g
- 砂糖(ざらめ)85g
- 塩1.2g
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
鍋に小豆とたっぷりの水を入れて一晩おく。
1を火にかけ、沸騰したらゆでこぼして、再度水を加えてやわらかくなるまで煮る。ざるにあけて水気を切る。
鍋に干し芋と水を入れ、芋がやわらかくなるまで30分ほど水につける。
3を火にかけ、串を刺してスッと通るくらいにやわらかくなったら、2の小豆と砂糖と塩を加えて煮る。弱火で汁気がなくなるまで煮る。





