
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
佐賀県 / 郷土料理(佐賀県)
くちぞこの煮付け(くちぞこのにつけ)
日本一の干満さと広大な干潟を有する有明海には、ムツゴロウをはじめ、メカジャやウミタケ、ワラスボなど特有の魚介類が生息。全国各地の浅海の砂泥底に住むシタビラメは、有明海にも生息しており、佐賀県ではくちぞこと呼ばれる。体は木の葉の形をしており、背びれや尾びれなどの区別がないのが特徴で、名前の由来は、靴底の形に似ているから、あるいは小さな口が下側にあるからだとの説があることからくちぞこと呼ばれている。ヒラメ類と近縁の魚で、両眼が体の左側にある。このくちぞこは有明海沿岸の地域では親しみ深い食材で、少し甘がらく味をつけたたっぷりの調味液で煮付けにされることが多い。
材料
- くちぞこ(したびらめ)4枚
- 水400ml
- 酒200ml
- 醤油100ml
- みりん100ml
- 砂糖 ※原文ママ大4
- ショウガのしぼり汁20ml
- ゴボウや青菜など好みの野菜適宜
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全3工程
くちぞこは金たわしでうろこをとり、エラと内臓をとって水洗いして水気をふきとり、背骨に沿って切り目を入れる。
鍋に調味料を入れ強火にかけ、沸騰したら(1)を切り目が入った方を上にして入れる。沸騰してきたらあくをとって落とし蓋をし、鍋ぶたをして中火よりやや強火で5分ほど煮る。※くちぞこはすぐに火が通るので強火でさっと煮ること。
2の蓋をとりショウガのしぼり汁を入れ、鍋を傾けて煮汁をすくい、魚の上から数回かける。野菜は煮汁で煮含める。器に盛り、上から煮汁をたっぷりかける。 ※佐賀県の醤油は甘口なので、砂糖・みりんは入れずに醤油と酒で炊き上げることが多い。





