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佐賀県 / 郷土料理(佐賀県)

農水省 うちの郷土料理

あらの姿煮(あらのすがたに)

ユネスコ無形文化遺産に「曳山行事」を含む「山・鉾・屋台行事」が登録された唐津くんち。佐賀県唐津市の唐津神社の秋季例大祭のことで、収穫感謝の意が込められた盛大な祭りだ。昔から唐津の町の男性たちが祭りに参加する中、家を守る女性たちは日頃お世話になっている人たちへ料理を振る舞う風習がある。その料理を“くんち料理”と言い、中でも目を引くのが巨大な魚の「あらの姿煮」だ。第二次世界大戦後、商人たちが見栄をはり、玄界灘で獲れる大きく見栄えの良いアラを煮付けたことが始まりだという。アラは10kg程の魚体をもちいる。アラとは九州の呼び名で、全国的にはクエとして知られており、透明感のある白身は姿煮のほか、刺身や鍋などでも絶品。一年中手に入るものの、10~12月が旬で、唐津くんちが行われる11月は、アラがとてもおいしい季節である。

材料

分量:作りやすい分量倍率
  • あら(10kg程の魚体を使う)1尾
  • うま口醤油適量
  • 酒 ※原文ママ7升
  • 薄口醬油適量
  • みりん適量(調整用)
  • 砂糖(白糖、キザラ糖、黒砂糖)7~8kg程度
  • 大根適量

作り方 全11工程

  1. あらのうろこを取る

  2. エラは、魚体の崩れを防ぐために残す。

  3. 内臓を取り去り、大根の輪切りをいっぱい詰める。

  4. 特注サイズの大鍋に酒を入れ火にかけ、沸騰させアルコールを飛ばす。

  5. 醤油、みりん、砂糖を入れて、薄味の調味液を作る。

  6. あらの魚体には目打ちを多数刺して細かい穴をあけ、味が染みやすいようにする。

  7. ステンレスの網、さらし布2枚を重ね、あらを包む。

  8. あらのえらと尾はアルミ箔で包む。

  9. 調味液に下処理済のあらを入れ弱火で加熱する。

  10. えらには大根を差し込み、尾の下に大根を置き、形を整える。

  11. 調味液を魚体にかけながら加熱する。