
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:伊万里市食生活改善推進協議会
佐賀県 / 郷土料理(佐賀県)
煮ごみ(にごみ)
佐賀県をはじめとする九州北部に伝わるくんち。おくんちとも呼ばれ、新米を氏神様に捧げて五穀豊穣を天地の神々に感謝する秋祭りだ。伊万里市伊万里町でも毎年10月にくんちは行われ、神輿とだんじりが組み合う、いわゆるけんか祭り。太鼓の音から“伊万里トンテントン”と呼ばれており、供日料理には「栗おこわ」と「煮ごみ」が欠かせない。「にごみ」は、鶏肉や小豆、栗と一緒にレンコンやゴボウ、ダイコンなどの根菜類を砂糖や醤油などの調味料で味を含ませながら煮込む料理である。「煮じゃあ」「煮じゃー」とも呼ばれ、野菜のもっている素朴な味わいと、栄養のバランスの良さが魅力だ。もともとは煮しめを作った後の残りの材料と、栗おこわに入れる栗と小豆、小豆のゆで汁を無駄にしないために作られていたと伝わっている。くんちの前日の夜のうちにたくさん作っておき、その後2~3日は温めて少しずつ食べられていたという。
材料
- 鶏もも肉60g
- サトイモ、栗(甘露煮でもよい)各120g
- 小豆60g
- ニンジン50g
- ゴボウ、レンコン、こんにゃく各40g
- 【A】醤油小さじ4
- 【A】酒小さじ4
- 【A】砂糖小さじ5
- だし汁270cc
- 小豆の煮汁60cc
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
鶏肉は2cmくらいの大きさに切る。サトイモ、ニンジン、ゴボウ、レンコンは鶏肉ぐらいの大きさの乱切りにする。
こんにゃくは下ゆでし、小さめに手でちぎる。栗は半分に切る。
小豆は一度ゆでて、ゆで汁をいったん捨て、再び水を足してやわらかくなるまでゆでる。このゆで汁は捨てずにとっておく。
鍋にだし汁を入れ、ゴボウ、レンコンを入れしばらく煮る。次にニンジン、こんにゃく、鶏肉、栗を加えさらに煮る。
サトイモを加え、小豆、小豆の煮汁を加えやわらかくなるまで煮たら【A】で調味し、器に盛る。





