
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:(公社)長崎県栄養士会
長崎県 / 郷土料理(長崎県)
かんざらし
「かんざらし」は、古くから島原市一帯で作られてきた伝統のスイーツ。 かつて島原市一帯の庶民は年貢として納める米を口にできず、くず米を主食にしていた。彼らは、それを磨り潰して長期保存できる米粉にし、そのつど調理し食していた。ただ、夏は米粉も腐りやすい。そのため、団子にして湧水のなかで保存し、それを食す習慣をはじめた。一帯には1792年(寛政4年)の島原大変による地殻変動の影響で数十箇所から澄んだ地下水が湧きでるようになっており、それを活用した生活の知恵だった。そのうえで、島原一帯には砂糖の生産が盛んという環境があった。いつしか庶民らは米粉(白玉粉)の団子と砂糖で作った蜜で冷たい菓子をこしらえだし、夏の来客に振る舞うようになった。それが「かんざらし」の発祥といわれている。 なお、昔は原料の餅米のくず米を冷たい大寒の日前後に石臼で水びきし、その沈殿物を乾燥させて米粉(白玉粉)を作っていたことから、「寒ざらし」と呼ばれるようになったのが由来とされている。
材料
- 白玉粉60g
- 水適量
- 【シロップ】ざらめ50g
- 【シロップ】砂糖9g
- 【シロップ】薄口しょうゆ少々
- 【シロップ】塩少々
- 【シロップ】水200cc
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
鍋に【シロップ】の材料を入れ、ふつふつとなるまで煮た後、冷ましておく。
白玉粉に水を加え、耳たぶくらいの硬さにこねる。
鍋にお湯を沸かし、沸騰したお湯の中に小さく丸めた白玉団子を入れゆでる。
白玉団子が浮いてきたら1分間ゆで、冷水に取り冷ます。
1で作ったシロップに4の白玉団子を浮かべて出来上がり。 ※シロップが甘すぎる場合は、水や氷でお好みの甘さにすると良い。





