
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:(公社)長崎県栄養士会
長崎県 / 郷土料理(長崎県)
ろくべえ/六兵衛(ろくべえ)
島原地域と対馬地域に江戸時代から伝わる郷土料理。調理方法に多少の違いはあるが、どちらの地域でもさつまいもから作った粉をこねてうどん状にして、つゆに入れた料理である。 島原地域では1792年、眉山(まゆやま)が火山性地震で崩壊したことで、大量の土砂が有明海に流れ込み津波が発生した。それは広く沿岸部を襲い、一帯の農地を荒らし、飢饉を招いた。付近の民衆はやせた土地でも育つさつまいもを主食にして飢えをしのいだ。料理の由来は、深江村(現在の南島原市深江町)の六兵衛という人が保存食用のさつまいもの粉末とつなぎとして山芋を合わせてうどん状にした料理を考案し、多くの人々を喜ばせた。これが島原における「六兵衛」のはじまりだといわれている。 対馬では、ろくべえの原料としてさつまいもを発酵させて作る保存食「せん」を用いる。さつまいもは島民を飢えから救ったことから「孝行いも」(こうこいも)と呼ばれている。
材料
- せんだんご500g
- ごぼう40g
- 人参40g
- 干ししいたけ3g
- かまぼこ30g
- ねぎ5g
- 出汁150cc
- 酒3cc
- 淡口しょうゆ5cc
- 濃口しょうゆ2cc
- 塩少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全10工程
せんだんごを手で細かく砕く。
ぬるま湯をかけて、全体に水が行き渡る様に手でこねる。
なめらかになってきたら、生地をソフトボール大に丸める。
大き目の鍋に湯を沸かし、3のだんごをいれ、さっと茹でる。
しゃもじで形を崩し、再び手でこねる
5の生地を少量ずつとって、ろくべえせぎの刃に当てて押し出し、沸騰した鍋に落としていく。
再沸騰して2~3分たったら冷水にとり、灰汁を洗い落として水気を切る
ごぼうはささがきにして水につけてあくを抜き、人参、干し椎茸千切り、かまぼこは薄切り、ねぎは小口切りにする。
出汁に椎茸の戻し汁を加え、ごぼう、人参、干し椎茸、調味料を加え煮て汁を作る。
ろくべえに9の汁をかけて、かまぼこ、ねぎを散らす。





