
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
沖縄県 / 郷土料理(沖縄県)
血イリチー(ちいりちー)
「血イリチー」は血を使ったイリチー(炒め煮)で「血イリチャー」ともいわれる。豚の血のなかに、豚肉、にんじん、かまぼこ、きくらげなどのいろいろな具材を入れて炒め煮にした珍しい一品だ。独特の旨味が出て味わい深い。体の悪い部分と同じ豚の部位を食べて治す食事療法「以類補類」の思想に基づき、血を補う貧血予防の薬としても用いられる。ハレの日に用いられる料理で、旧正月の前に神仏に供えるほか、法事の料理としても振る舞われる。豚の血のほか、山羊の血を使った山羊の血イリチーもある。近年Haccpの管理上、豚の血が入手しにくくなり、豚の血を使った食文化の継承が危ぶまれている。
材料
- 豚の血200g
- 豚三枚肉100g
- 砂糖小さじ1
- 醤油大さじ1
- 酒大さじ1/2
- 切り干しダイコン(乾)50g
- かまぼこ20g
- 赤味噌大さじ1
- 塩少々
- ラード大さじ2
- 豚だし1カップ
- ヒハツ適量
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全6工程
豚三枚肉は丸ごとゆでて短冊切りにし、分量の砂糖、醤油、酒で下煮をしておく。
豚の血と味噌をミキサーにかけて液体状にする(または泡立器で細かくほぐす)。
切り干しダイコンは、やわらかくゆでてきれいに洗い、水気をよく搾って3cm長さに切る。
かまぼこは短冊切りにする。
ボウルに2の豚の血、切り干しダイコンをよく混ぜ合わせる。
鍋にラードを多めに入れて熱し、5を入れて強火で炒め、豚の血を箸で細かくほぐしながら、色が変わったら豚三枚肉と豚だしを加え、煮汁ごと入れて炒め合わせる。仕上げにかまぼこを入れ、塩で味を調え、ヒハツを振り入れる。





