
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
油麩丼(あぶらふどん) / 郷土料理(油麩丼(あぶらふどん))
油麩丼
お盆になると豆腐店は精進料理に使用する油揚げ、豆腐づくりに精を出した。しかしながら今のような冷蔵技術がなかった時代は、油揚げも豆腐もすぐに傷んでしまうのが大きな課題だった。そんな中、明治の末期に登米の豆腐店が考案したのが油麩だった。 小麦粉と水を合わせて練り、それを水ででんぷんを洗い流すとグルテンが残る。 麩は生麩と焼き麩、油麩があるが、生麩はグルテンにもち米粉を合わせて蒸したもの、焼き麩はグルテンに小麦粉を合わせて焼いたもの。油麩は、焼き麩と同じくグルテンに小麦粉を加えたもので、棒状にしたものを油で揚げる。油で揚げているので香ばしく、歯ごたえもあるので、ベジタリアン料理やマクロビ食としても重宝されている。登米地方だけで生産されていたが、全国的にその美味しさが広まると、登米以外でも大量に生産されるようになった。 油麩丼はその油麩を使った代表的な料理で、地元の旅館のおかみが考案したメニュー。かつ丼のかつの代わりに油麩を使用するもので、油麩の風味が存分に生かされている。「B-1グランプリ」にも参加したことで、全国的にも知られている。
材料
- 油麩1本(1人1cm位の輪切りにしたものを約5枚)
- 長ねぎ1本
- 卵4個
- だし汁360ml
- 醤油60ml
- みりん80ml
- 三つ葉もしくは甘酢しょうが適量
- ごはん適量
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
油麩は1cmの輪切り、長ねぎは斜めうす切りにする。
鍋にだし汁、醤油・みりん、油麩を入れて火にかけ、油麩は両面返しながら煮る。(外側がしっかり揚っている油麩は火にかける前に加える)
油麸に煮汁がしみ込んだら、長ねぎを加える。長ねぎがしんなりしたら溶き卵を回し入れて半熟程度に火を通す。
丼に盛ったごはんの上に3をのせて、好みで三つ葉もしくは甘酢しょうがをのせる。





