
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
あんびん / 郷土料理(あんびん)
あんびん
「あんびん」は峡南地域の特産として、さつまいもの粉や小麦粉、角切りのさつまいもを熱湯で練った生地に、あんを包み平らにして蒸したもので、素朴な味わいが好まれている。あんを入れてから「びんた」をするように強く叩いてつくることから「あんびん」という名前がついた。米づくりに不向きな土地であったので、さつまいもやとうもろこし、小麦などの栽培が中心で、粉物の文化が発展した。とうもろこしの粉でつくられることもあるがそれは黄色となり、さつまいもの粉でつくると黒くなる。重曹などの膨張剤などは使われず、冷めたあんびんはずっしりと歯ごたえがあり腹持ちも良い。食生活の変化とともにつくる人、食べる人ともに減ったが、1996年に市川三郷町の落居小学校廃校の話が持ちあがったのをきっかけとして地元民が「伝統食をPRして町おこしをしよう」と立ち上がり、六郷町特産品加工組合を設立。地元農産物や加工品の販売と合わせ、かつての伝統食「あんびん」を復活させた。
材料
- さつまいも粉700g
- 小麦粉300g
- さつまいも200g
- 食塩大さじ1
- 熱湯600~800ml
- あん1kg
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
さつまいもは5mm位のさいの目に切り、水に浸しておく。
さつまいも粉、小麦粉、食塩、さいの目に切ったさつまいもを混ぜる。
2に熱湯を入れ、耳たぶ位の柔らかさになるまでこねる。
3を1個(60g)に丸め、あん(30g)を入れ、手で叩きながら平たくかたちをととのえる。
蒸気の上がった蒸し器で15分程蒸す。





