
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
厚揚げの煮たの(あつあげのにたの) / 郷土料理(厚揚げの煮たの(あつあげのにたの))
厚揚げの煮たの
開祖・親鸞の祥月命日(旧暦11月28日、新暦1月16日)の前後、秋から新年にかけておこなわれる浄土真宗各派の年中最大行事を報恩講といい、福井県では「ほんこさん」や「おこ(う)さま」と呼ばれる。親鸞の教えに触れ、再び信心しましょうという意味がこめられて精進料理を食べるなどされる。浄土真宗の信仰が熱心な福井県では、報恩講でのお斎(食事)にはごちそうであった「厚揚げ」(福井県でいう油揚げ)をつかった料理が添えられていた。どこの町内にもおおよそ1軒は豆腐屋があり、大豆を豆腐や油揚げと交換した。一般家庭にも「厚揚げ」を使った料理が広まりやすかったと言われる。油揚げの消費額が50年以上もの間1位(「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2017年~2019年平均)」総務省統計局)の福井県では、油揚げといえば分厚くずっしり重量がある、他県では「厚揚げ」と呼ばれているものを指し、いろいろな種類が手に入り味わえるため、各家庭ごとにお気に入りの「厚揚げ」があるようだ。
材料
- 厚揚げ2枚
- だし汁3カップ
- 酒大さじ2
- みりん大さじ2
- 醤油大さじ3
- しょうが適量
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
厚揚げは熱湯に通して湯抜きした後、揚げの中央に切り込みを入れて味が浸み込むようにする。
厚揚げが丸のまま入る位の鍋に、だし汁を煮立てて酒、みりん、醤油で調味し、厚揚げを並べてその上に落としぶたをして弱火で15分位煮る。
火を止める前にしょうが汁を入れる。
器に厚揚げを丸ごと盛り付け、おろししょうがをそえる。





