
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:柴田学園大学短期大学部
べこもち / 郷土料理(べこもち)
べこもち
端午の節句のハレ食として受け継がれ、現在はおやつとしても食べられている。べこもちの原型は、うるち米粉ともち米粉に水と砂糖を加えて蒸した「くじらもち」という菓子で、もともとは江戸時代に北前船によって伝わったとされる。北海道と青森県では端午の節句に柏餅ではなくくじらもちを食べていた。稲作が発達しなかった下北地方で米は貴重品で、餅はハレ食だった。1960年代ごろから、大間町を中心に花模様入りのくじらもちが発展し、やがて美しい色彩と柄の「べこもち」として生まれ変わった。名前の由来は「つくる過程で牛の背中のようにまとめる」「黒砂糖と白砂糖の組み合わせが牛のまだら模様に似ている」など諸説ある。最近では色の数が増え、柄も動物やアニメキャラクターなど複雑なものに進化している。
材料
- もち米粉750g
- うるち米粉750g
- 砂糖500g
- 塩大さじ1/2
- 熱湯1.5カップ
- ぬるま湯1~1.5カップ
- 茶(インスタントコーヒー)適宜
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全8工程
もち米粉、うるちもち米粉、白砂糖、塩を混ぜ合わせ、熱湯を回しかけしながら全体に湿り気を与える。
1にぬるま湯を少しずつ加え、粉をまとめながら、耳たぶ位の固さになるまでこねていく。こねたもちの1/3強はインスタントコーヒーで着色し、5等分して丸める。
2の残りの白の生地は6等分する。うち5つで2の茶の玉を包み込んで丸め、上下から押して少し平らにする。同じものを5個つくり、5段に重ねて真ん中を上から押す。
3の1つで2の玉1つを包み込んで丸め、上下から押して少し平らにする。同じものを5個つくり、5段に重ねて真ん中を上から押す。
4の中心部を2か所切り、全ての切り口を押してすぼめる。
3の残りの生地でかまぼこ形の台を2個つくり、そのうちの1個に5の生地の中央部を真ん中にして並べる。この時、5の真ん中の細長い生地は切り口を上に向けておく。 最後に残りのかまぼこ形の台をかぶせて「たばね」の模様にする。
6をかまぼこ型に整えながら30cm位までのばす。
7を1cm幅に切り、蒸し器で約10~15分蒸す。 つくりたては、蒸しあがっているので柔らかく甘みがあり、そのまま食べられる。 冷めて固くなった餅は、オーブントースターなどで焼いて食べると香ばしくて美味しい。また電子レンジで温めたり、もう一度蒸してもよい。 蒸しあがって熱いうちに冷凍すると、解凍したとき柔らかくもどり、そのまま食べられる。





