
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
ぼて茶(ぼてちゃ) / 郷土料理(ぼて茶(ぼてちゃ))
ぼて茶
松山地域の気候風土にマッチした「ぼて茶」は、藩政時代に松山藩主より質素倹約のおふれが出た際に考案され、藩主の女房たちが寄り合いのもてなし料理にと工夫したものといわれ、高価な材料は一切使用していない。松山地域は古くから茶道が盛んだったこともあり、茶せんでお茶を泡立てるという郷土料理「ぼて茶」が生まれたようだ。丁寧に煮だした「ぼて茶」を先に塩をつけた茶せんで泡立て、その中に黒豆ごはんを入れ、具をのせて食べる。 松山市の「ぼて茶寺」の愛称で親しまれる松山市猿川原の蓮生寺では、釈迦(しゃか)の誕生を祝う花まつりの時、大勢の参拝客が名物のお茶漬け「ぼて茶」を堪能できる。参拝者への接待として提供したところ好評であったため、手づくりの胡麻豆腐や生麩の佃煮などの精進料理も添え、昭和50年代後半頃から続けられている。花まつりは毎年、釈迦が生まれた旧暦の4月8日から近い連休(ゴールデンウィーク頃)に合わせて開催されている。
材料
- 【ぼて茶】大豆20g
- 【ぼて茶】水15カップ
- 【ぼて茶】番茶(くこ茶)1つかみ
- 【黒豆ごはん】黒豆20g
- 【黒豆ごはん】米2カップ
- 【黒豆ごはん】塩少々
- 【黒豆ごはん】旨味調味料少々
- 【具】かまぼこ(赤)1/2本
- 【具】れんこん70g
- 【具】ふき40g
- 【具】奈良漬50g
- 【具】凍豆腐1丁
- 【具】砂糖大さじ3
- 【具】しいたけ20g
- 【具】だし汁2カップ
- 【具】塩少々
- 【具】淡口醤油大さじ3
- 【具】みりん大さじ1
- 【具】旨味調味料適量
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
【ぼて茶】 土びんまたは土鍋に、水、茶、大豆を入れ弱火で2時間程度煮出しこす。
【黒豆ごはん】 黒豆をほうろくで炒り、熱湯に入れてやわらかく煮て、米に黒豆の煮汁ごと加え、塩、旨味調味料で味をととのえ、普通のごはんと同様に炊きあげる。
【具】 れんこん、皮をとったふきをゆで、それぞれ薄味を付ける。れんこん、ふき、かまぼこ、奈良漬を3mm角に切り、混ぜ合わせ鉢に盛る。
茶碗に1/3位熱いぼて茶を注ぎ、塩を少し加え茶せんで泡立てた中に黒豆ごはんを入れ具をのせ食べる。





