
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:成田 美代氏
茶粥(ちゃがゆ) / 郷土料理(茶粥(ちゃがゆ))
茶粥
明治時代の百科事典である古事類苑によれば、聖武天皇の時代から食べられており、今でも二月堂の「お水取り」の後、宿所で「ごぼう」と呼ばれる番茶仕立ての「茶粥」が食べられているとのことで、「茶粥」の歴史は古いらしい。水の量を増やすことにより米を節約するという米の収穫量の少ない地域で創意工夫された郷土料理である。「茶粥」を調理する地域では自宅の周辺に茶樹(ちゃじゅ)が植えてある。伊賀地域は耕地面積が少なく、白米は貴重なもので日常食としては食べる機会はなく、盆や正月、祭りや客のもてなしなどに食べるくらいだった。主食はだいたい麦飯と粥であり、かさを増やすために「茶粥」がよく食べられてきた。昔は三食とも茶粥とたくあんですませていたという。野菜や豆類を具として加えたり、具は飽きがこないように季節感を取り入れていた。また熊野地域の粥食が多かったことを 『朝かい昼かい晩もかい、夜食ないかい、もう寝よかい』という粥尽くしの歌があり、伊賀地域では「朝昼茶粥に夜おかい」といい表されている。松阪市飯南町粥見は茶産地であり、盛んに「茶粥」が食べられていた地域でもある。
材料
- 米140g
- 水8カップ
- 塩(好み)少々
- ほうじ茶大さじ1
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全3工程
米はさっと洗い、ざるで水切りをする。
鍋に水8カップ入れ沸騰させ、茶袋(ちゃんぶくろ)を入れて茶汁をつくる。
1の米を入れ強火で蓋をせずに炊き上げる。時々撹拌し、アクは取り除く。 加熱時間は15分~20分位でできあがる。 茶袋は途中で取り出してもよい。副材料を入れる時は米と一緒に入れる。





