
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
でっち羊かん(でっちようかん) / 郷土料理(でっち羊かん(でっちようかん))
でっち羊かん
「でっち羊かん」は、福井県の庶民の日常の味として親しまれる水羊かんで、福井県では冬の風物詩として寒い時期に食される。名前の由来は、大正から昭和にかけて丁稚(でっち)奉公の時代、京都に奉公に出た丁稚が、正月に福井に帰郷する際に、持ち帰った羊かんが発祥といわれる。持ち帰った羊かんを近所に配るために水で伸ばしてつくり直したため、水羊かん状というかたちになり、糖度が低くても大丈夫な冬に食べられるようになったとも言われる。また、菓子屋で「こねあわせる」ことを「でっちる」ということからきているという説など諸説ある。また、冬に食べられることだけでなく、大きさや食べ方にも特徴がある。昔は八百屋や駄菓子屋などの店先に、漆の木箱に切れ目の入った「でっち羊かん」が入っており、それをヘラで切り目に沿ってすくったといわれる。小豆や砂糖の量も通常の羊かんより少ないため、値段も和菓子に比べて安く庶民的であったようだ。現在の一般的な大きさはA4サイズで高さは2cmほどの平箱に入れて売られている。
材料
- 角寒天8g(1本)
- 水5~5と1/2カップ
- 上白糖230g
- こしあん150g
- 塩少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
寒天は水で良く洗い、ちぎって水に浸しふやかす。
1を固くしぼり、分量の水で煮溶かす。
寒天が完全に溶けたら上白糖を加え、しばらく煮てからこしあんと塩少々を加える。(一度に加えずに寒天の溶き水でこしあんを溶いてから、少しずつ加えていく)
3をひと煮立ちさせて火からおろし、粗熱をとってから流し箱かぬれたバットに流して、冷やし固める。





