
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:奈良県
でんがら / 郷土料理(でんがら)
でんがら
「でんがら」は、餡を包んだ餅を朴の葉(ほうのは)でくるんだ伝統菓子。東吉野村と川上村では、端午の節句に粽(ちまき)と「でんがら」をつくる風習がある。どちらも男の子の立身出世・子孫繁栄・無事成長を願い現在に至りつくられてきたもので、その形から男のシンボルを象ったものとも伝えられている。 四方を山に囲まれた川上村では米をつくる水田が無く、その代用としてとうきびや粟などの雑穀を植えており、貴重な食糧源とされていた。奈良盆地より気温が低い川上村では、ちょうど6月頃に、朴の葉の新葉が収穫できる。枝付きの朴の葉を使い、1つの枝から出るたくさんの葉ひとつひとつに餡入りの餅をくるむため、くるまれた袋がぶら下がった形状をしている。これは、ひとつひとつの餅を風通しをよくし、保存食として利用されていたためといわれている。
材料
- 米粉500g
- 熱湯適量
- 塩2.5g
- 小豆1カップ
- 湯(小豆用)適量
- 砂糖(小豆用)200g
- 塩(小豆用)4g
- 朴の葉適宜
- イ草適宜
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
朴の葉は枝付のまま用意し、熱湯をとおしておく。
小豆は一度ゆでこぼして、やわらなるまで煮て、砂糖と塩を入れて餡に練りあげる。冷めたら餡を丸くし団子をつくっておく。
米粉に塩を入れ熱湯で耳たぶくらいのかたさになるまでよく練る。
3を適当な大きさにとり、中に丸くした餡を入れ長方形のようなかたちにして枝についたままの朴の葉に包んでイ草で巻いて蒸し器に入れて蒸す。





