
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
泥亀汁(どんがめじる) / 郷土料理(泥亀汁(どんがめじる))
泥亀汁
「どんがめじる」または「どろがめじる」ともいう。「泥亀汁」は、五個荘地区の近江商人宅で、夏場につくられた味噌汁で、湖東地域を中心に県内全域に広まっている。 味噌汁にはすったごまが入っており、汁のごまが泥のように見え、なすの皮に切れ目を入れたものが亀の甲羅のように見えることから、「泥亀汁」と名付けられたという。 この「泥亀汁」は、夏野菜であるなすが入っており、なすには、体の熱を外へ逃がすカリウムや疲労回復効果のあるアスパラギン酸が多く含まれているため、夏の暑さによる食欲不振防止に役立っていた。更にごまには良質なたんぱく質やゴマリグナンが含まれており、栄養満点の汁料理となっている。尚、ごまの栄養成分であるゴマリグナンは、健康を損なう活性酸素の働きを抑制し、コレステロールを低下させ、老化を防ぐなどの効果が期待できることが判明するなど、優れている。当時の近江商人は栄養素に関して知らずとも、季節に合った健康に優れた料理を食していたのである。
材料
- なす2本
- ごま60g
- だし汁3カップ
- 味噌45g
- おかゆ40ml
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
なすは縦半分に切ってから、それぞれ皮に斜め格子の切れ目を入れ、大きいなすはさらに横半分に切る。水に浸けて、アク抜きをしておく。
おかゆをすり鉢でとろとろにすっておく。
だし汁の中になすとおかゆを入れて煮る。沸騰したら、弱火にして、なすが柔らかくなるまで煮る。
ごまを煎ってからすっておく。
味噌を溶かし入れ、沸騰する前にすりごまを加えて混ぜて、盛り付ける。





