
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
どんこ汁(どんこじる) / 郷土料理(どんこ汁(どんこじる))
どんこ汁
ドンコは、エゾイソアイナメ、チゴダラの別名で、秋から冬にかけて旬を迎える魚である。 宮城県内では主に石巻港と気仙沼港で水揚げされ、漁獲量は年々減っている。口が大きく腹が膨れ、尾にかけて細くなることから、「大きな口からたくさん入って、小さな尻から出ていきにくい」として、お金が貯まる縁起魚ともいわれている。それゆえ、気仙沼地方では大漁、商売繁盛を祈願してえびす講の日に神棚につるし、それを汁にして食べる風習がある。 ドンコは冬になると身が締まり、肝も脂がのって一段と美味しくなり、身と骨が柔らかであるのが特徴。白身で身にも皮にもクセがなく、タラのような上品な味わいがある。身よりも肝のほうが好まれる傾向にあり、三陸地方では古くからなめろう、丸焼き、から揚げ、鍋や汁物にして食されてきたが、いずれの料理にも肝は濃厚な風味を与えてくれる。 「どんこ汁」は、味噌と相性の良いドンコをたっぷりと用いた冬の味覚。体を芯から温める郷土料理として、沿岸部を中心によく食されている。つくり方は各家庭によってさまざまだが、大根、人参などの野菜、豆腐と一緒に調理されることが多い。
材料
- ドンコ1~2尾(800g)
- 大根200g
- 豆腐200g
- ねぎ1本
- 水5カップ
- 仙台味噌70g
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
大根はいちょう切り、ねぎはななめ切り、豆腐は大きめに切っておく。
ドンコはうろこと内臓をとり、頭ごと三つか四つにぶつ切りにする。肝は内臓からはずして大きめに切る。
鍋に水とドンコの身、肝、大根を入れ、アクをすくいながら10分位煮る。
大根が煮えたら味噌を溶いて調味し、豆腐とねぎを入れて、火を止め椀に盛る。





