
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:公益社団法人京のふるさと産品協会
ふろふき大根(ふろふきだいこん) / 郷土料理(ふろふき大根(ふろふきだいこん))
ふろふき大根
京都ではさまざまな品種の大根が食べられている。中京区の「青味大根」や北区の「辛味大根」、中丹地域の舞鶴市の「佐波賀大根」など多種多彩。なかでも一般的に知られているのが「聖護院だいこん」である。この大根の原種は、文政年間に尾張から取り寄せて栽培されていた「宮重(みやしげ)だいこん」だといわれている。宮重だいこんをもらい受けた愛宕郡聖護院(現在の左京区聖護院)の農家が毎年栽培しているうちに、丸形の品種を選抜、育成し、やがて聖護院だいこんと呼ばれるようになった。丹後地域の京丹後市をはじめ、京都市や亀岡市、久御山町など府内全域で栽培されている。京都で古くから栽培されてきた「京の伝統野菜」の一つとして、青味大根や辛味大根とともに聖護院だいこんが指定されている。 聖護院だいこんの身は、緻密で柔らかく苦味がなくて甘い。また煮崩れが少ないのが特徴である。水気が多く繊維が少ないので、煮こむとねっとりとしたなめらかな口当たりが楽しめる。「ふろふき大根」は聖護院だいこんを使った代表的な郷土料理である。
材料
- 大根(厚切り、皮をむく)4切れ(約500g)
- 水3カップ(大根の重量の約120%)
- 昆布10g(大根の重量の約2%)
- 淡口醤油小さじ2(大根の重量の約0.5%塩分)
- 田楽味噌大さじ4(70g)
- 柚子の皮千切り
- 白水(米のとぎ汁)
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全3工程
口当たりを良くするため皮をやや厚めにむき、白水(米のとぎ汁)で大根に竹串がすっと通るくらいまでゆでる。
手順1の大根は、昆布を入れた水で煮て、淡口醤油を加え、ごくごく薄味(吸い物より薄い味)を付けて柔らかく煮る。
田楽味噌を練ってあたため、2の上にかける。最後に柚子の皮の千切りを天盛りする。





